【東日本大震災-6】外国人から見た日本と日本人(27)

2011.06.06 Monday 19:25
くっくり


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 「ギラード首相様。首相はほかの国の首相と話すことができると母から聞きました。日本の首相にこの手紙を送ることができますか?」。手紙の主はオーストラリア西部パースに住むアシュウィン・クレスウェル君(9)。彼の訴えがジュリア・ギラード首相(49)を動かした。

●両親捜す少年に感動

 「僕は新聞でトシヒト・アイサワという男の子の写真を見ました。母はその記事を読んでくれました」

 記事にはこう書かれていたノ。震災の被災者約2000人がひしめく宮城県石巻市の避難所で、家族の名前を書いた段ボールを掲げる男の子がいる。市立釜小学校3年の相沢寿仁君(9)。

 寿仁君はあの日、父の運転する車で母、祖母、いとこ2人と一緒に高台を目指していた。津波から逃げてハンドルを切っているうちに駐車場で行き止まりになり、車は海水にのまれた。

 寿仁君は必死に窓を割って壊し、外に出た。気がついたら廃材の上に寝ていたが、両親らはいなかった。避難所の掲示板にメモを貼った。「明日もくるからね 寿仁」

●「家に来ていいよ」

 「ギラード首相は彼のことを知っていますか? 彼は好物を食べたり飲んだりできていますか? 彼は好きなTシャツを持っていますか?」と尋ねたアシュウィン君は、こう申し出た。

 「彼の両親が見つからなかったら、僕の家に一緒に住んでもいいです。僕のおもちゃで遊べるし、一緒に学校に行くこともできます」

 手紙を受け取ったギラード氏は3月29日、アシュウィン君の自宅を訪ねた。「あなたは優しいわ。とてもすてきな手紙よ」。日本の首相に必ず渡すと約束した。

 4月20日夜、ギラード氏は羽田空港に降り立った。翌日、菅直人首相(64)に手紙を渡し、「オーストラリアと日本の国民は一体です」と語った後、アシュウィン君に電話をかけた。「約束通り渡したわ」

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●南三陸町を訪問

 22日に開かれた「友好夕食会」では、被災した学生らを留学生としてオーストラリアに無償で受け入れると表明した。

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