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- ググレカス
- 2006/09/11 01:04 PM
- (続き)
週プレ:さて、ポスト小泉として経済問題だけでなく、防衛や少子化、靖国参拝によるアジア外交も争点ですが。
本宮:そもそも、麻生さんは小泉さんをどう評価してたんですか? 民主党の小沢さんと同じで、小泉さんはこの5年間で政治の状況を荒らすだけ荒らしたというのが僕の印象。
麻生:ただ、彼はぶれない政治家でね。それと決断が早い。イラクに自衛隊を派遣した時、僕は自民党政調会長として小泉さんに直談判し、こう伝えた。「日本が攻撃を受けた時、頼りは日米安保条約による米軍の助けだ。その米軍がイラクに行くのに、こっちは知らないでは渡世の仁義が通りません」と。それと、もうひとつ。「国連とアメリカがイラク攻撃を巡って対立している。首相は競技場(国連)とプレーヤー(アメリカ)のどちらを選ぶんですか」とね。それで即決です。ぱっぱと決断し、その後、絶対にぶれない。
週プレ:麻生さんもぶれませんね。防衛への考え方や中国との付き合い方など、主張が一貫しています。
麻生:防衛で大事なのは3つ。十分な防衛力、侵略を受けたら果敢に行使するという国民的合意、そしてその意思の国際的周知です。本宮さん的に言うなら、女を連れていてヤクザにからまれたら、戦う姿勢を示して庇うくらいしないと具合悪いでしょう。じゃなきゃ、二度と女は振り向いてくれません(笑)。大切なものを守るために戦うってのは絶対。その断固として戦う意思が戦争を抑止するんです。
本宮:ケンカの仕方って大事ですよね。大人ですから。とりあえず理屈をとらないとこっちが恥かく。だから、理屈が持てない時は徹底的に謝るけど、こちらに分があるなら刑務所にぶち込まれようが戦いますよ。
週プレ:中国への対し方も?
麻生:日本と中国はよきライバルになるべきなんですよ。アジアで日本だけが強いというのはダメ。ライバルがいてこそ、強い国力を維持できる。
本宮:ただ、言論の自由もひっくるめて人権とか統制された部分がクリアにならないと。信用されないよね。
麻生:おっしゃるとおり。中国はもっと開かれた国になるべき。特にナショナリズムを煽って反日で国内を統一しようとなると、ちょっと待てよと言わざるをえないよね。ただ、日中関係がうまくいっていないというけど、あくまでも首脳レベルでの話。民間や経済の交流は活発なんです。日中間の問題は靖国だけじゃない。だから関係改善は拙速を避け、長いスパンでじっくり取り組むべき。友達になっても損するんじゃ、話になりませんから(笑)。
週プレ:では、少子化については? 日本が元気を失うという懸念も。
麻生:人口がひとりでも減ったら大変だという議論はきわめて無責任。それより日本の適正人口を議論することのほうが大切でしょう? それに、日本は世界の60億人に対して商売してるんだから恐れることはない。人口が減っても元気のいい会社はたくさんある。北海道の芦別市にあるエゾベアリングという会社なんて、無名だけど世界シェアの75%を誇っています。だから、若い人は年金崩壊なんて心配せずに年金をきちんと納めてください(笑)。
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