Comments
- すぷー
- 2016/05/30 10:40 PM
- 「日本の核武装」に関しては、トランプ候補以前から国際関係論のネオクラシカル・リアリズム(新古典的現実主義)派の人たちの中で提唱してる人がいます。
最近はブッシュ政権時代に国連大使を務めたジョン・ボルトン氏も主張しています。
http://www.sankei.com/world/news/130223/wor1302230007-n1.html
トランプ候補はその場の勢いと雰囲気で言っているような感じですが、「日本の核武装」はアメリカの軍備負担を減らす理論として存在しているのですね。
「道義的責任」も、これを主張した場合、他の核保有国が追従してくれなければアメリカだけがその縛りを受けることになり、核バランスに変化が生じる可能性があるので、アメリカの核に依存している日本も影響を受けることになるという危険性は存在していたと思います。
それに、この広島訪問とは性格が違う安倍首相の真珠湾訪問も一部で言われ始めましたが、仮に行かなければならなくなったとき、謝罪はもとよりこの道義的責任もついて回る可能性があり、これに中国や韓国が絡んでくる可能性が無いとは言えないと思います(後半の真珠湾の説明はちょっと飛躍している感がありますが…)。
あと、
>インディアン虐殺、黒人奴隷、原爆投下
がアメリカの3つの大罪だと誰が言っているのでしょうか?
検索しても出てこないのですが。
これらを挙げてアメリカを非難しているものはいくつか出て来るのですけど。
しかも内容からして、根本からアメリカが嫌いな人たちのようです。
- くっくり@管理人
- 2016/05/30 11:25 PM
- すぷーさん:
深雪さんとはソースが違うと思いますが、5/28(土)の朝日放送「正義のミカタ」で、モーリー・ロバートソンさんが同様のことを言われているのを見ました。
アメリカ歴代大統領が触れてはいけない3大黒歴史
(という言い方が適切かどうかはともかく、と、司会者の東野幸治さんの補足付き)
・先住民族の虐殺
・黒人奴隷制度
・世界唯一の原爆使用国
https://www.youtube.com/watch?v=kpW0ORSwZ0s
38:00頃からです。
モーリー・ロバートソンさんのプロフィール紹介は35:15頃から。
- すぷー
- 2016/05/31 11:30 PM
- くっくりさんありがとうございます。
「三つの罪」ではなく「三大タブー」ですね。
私はこの手のタブーは価値観の変化が原因の場合が多いと思います。
これらが行われていた時代は問題とされていなかったことが、時代が進み、人々の意識が変化したせいで現在の価値観と合わなくなってしまった。
特に前の二つはそうでしょう。
このような流れを考えると、私たちが現在の価値観で歴史上の出来事を根拠にその国を非難できるのかという疑問を感じるのです。
特にその出来事が昔であればあるほどに。
なので宗教的、情緒的に罪というのはわかりますが、他人がそれを根拠に非難するのは少し違うのではないかと思ってしまうのですよね。
余談ですが、岡田斗司夫氏が言ってる原爆投下ショーは、これと同じかはわかりませんが、私も80年代〜90年代初頭に雑誌記事で読んだことがあります。
真珠湾攻撃から始まり原爆投下で終わる「対日戦ショー」と言った方がいいようなものでしたが。
巨大な軍艦の模型を動かしてミッドウェー海戦などの模擬戦を行い、最後に火薬を爆発させて原爆投下シーンを作り出すというものでした。
雑誌記事ではそこで拍手喝采、ではなく静まり返って、そのあとのスタッフとの交流会で「原爆を投下してくれてありがとう」としんみりと言う子供がいたと締めくくっていましたね。
エノラゲイも、私が小学生の70年代に、解体されて野外で野ざらしにされたままの機体を伝えるニュースがあったことを覚えてます。
このニュースを見たとき、アメリカでも原爆の扱いは微妙なのだなと感じたことを覚えてます。
エノラゲイ展示の動きが出てきたのは大戦後何十年もたってからなのです。
[5] comment form
[7] << [9] >>