[2] どこまでがセーフかわからんけど選挙の話題

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福原
2007/07/18 04:04 AM
 「決議の焦点は、管理売春と人身売買。」「強制売春を、性奴隷と誤訳。」・・・こういう誤った認識を基にして、日本側の抗議文を「恥さらし」と脳内妄想して自分のブログに書くのは自由だ。
 しかし、これは慰安婦問題に対する無知を自ら晒しているだけ。
 
 決議を受けて、中共は中国人20万人慰安婦を主張し始めたので、そのうち記念館も作るだろ。
 ここでも非難の対象は日本軍の慰安婦強制連行であって、決議の焦点が管理売春や人身売買などではないことは明らか。

 外部に妄想を晒すのなら、せめて強制売春と強姦・性奴隷の違いを理解してからだろね。
 
 1919年のパリ平和会議で「戦争に関する責任を調査する」15人委員会(米英伊日は各2名委員)が、戦争法規および慣例違反の具体表を作成し、43年末連合国戦犯審査委員会はこの具体表を採択している。(従って、ポ宣で受諾した処罰は、この具体表32項+1項に限定されなければならない、というのは別のお話)

 この具体表、第5項が「強姦」、第6項が「強制的売淫のため婦女子の誘拐」。
 戦後日本人34名が裁かれた慰安所に関する事件は、強姦を併合罪とした例もあるが、強制売淫事件として裁かれた。
 以前にも指摘した事であるが、強制売淫被害者に補償が出るという事で、強姦被害を証言しながら、強制売淫被害者を自称する者が現れ、支持者にも強制売淫事件と強姦事件の区別がついていない者が少なくないが、戦犯分類は異なる。
 
 強制売春をなぜ性奴隷と表現しているか。
 
 戦後日本女性が、長期にわたり連続して集団強姦の被害を受けている例が、国内外に存在した。 この被害は、強姦事件である。
 
 朝鮮人慰安婦も、慰安所で無給の集団連続強姦が行われたと主張しているのであるから、本来の戦犯分類は強姦である。
 河野談話に基づく補償対象は強姦ではなく強制売淫被害者であったため、日本軍による強制売淫目的誘拐の被害者であるという主張が始まったが、当初無給主張はなかった。
 その後の過程で被害が誇張され、「補償対象の強制売春システムにおいて、より悪質な無給の連続強姦が行われた」・・・即ち、強姦事件ではなく強制売淫事件で行われた無給の性奴隷制度であったと主張されることになったのである。
 
 性奴隷慰安婦に同情しながら、長期連続集団強姦被害の日本女性を無視している日本人がいるのだから、米議員が愚かだとは軽々に言えないかもね。

 くっくりさん、ご面倒をお掛けして済みません。

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