[2] 日本は独立国家なのか?これで拉致被害者を救えるのか? 元海自士官の問いかけ

Comments


オルグイユ
2015/04/06 02:21 AM
拉致問題は日本国民が声を上げてこそ、というのは真実ですね。
国民の総意が、国を動かすものかと。
(韓国式はダメですがw)
時間が経ち過ぎなのか、世間では関心が薄れています。
本来なら、マスメディアが率先してキャンペーンをやるべきですが、サヨク塗れなのか動きませんね。
(折角の金儲けタイムを逃すとはw)

伊藤氏の体験、これはなかなか示唆に富んだ手記かと。
それぞれの民族にある歴史、これを真摯に見れば、征服者と被征服者の歴史になるかと。
ただ、欧米絡みという注意点は、外してはいけませんね。
その中(欧米植民地主義)で、唯一アジアで歯向かったのが日本、というのも事実。
評価は様々ですが、結果としてはアジアの解放に繋がったことは、誇るべきかと。

伊藤氏の話は、(良いも悪いも含めて)自国の正しい歴史を、日本人一人々々がしっかり学ぶべきだと、訴えてもいるように思います。
詠子
2015/04/06 08:34 AM
一部引用させていただきました。
アメバなのでトラックバックできません。
ご了承ください。
応援者
2015/04/06 09:45 AM
我が子を誘拐した犯人と穏やかに会話する・・・・ありえませんよね。昨夜、横田ご夫妻をテレビでお見かけし、その穏やかな語り口と微笑みに、胸がしめつけられました。生涯を奪われた我が子を探して過ごす・・・これほどつらく悲しい人生はありません。
hanehan
2015/04/06 02:32 PM
八紘一宇にそぐわないと言っても、売国を党是とした民主政権時よりは3万倍(韓国を介した防衛機密情報の漏えい件数w国会で枝野の承認済み)マシです。
日本人の子供が、アメリカに於いて支那・韓国系アメリ人から加えられている人権侵害である『人種迫害』に対し、総理がアメリカ上下両院総会の場でどのようにアプローチするか注視しております。
町工場の親方
2015/04/06 08:32 PM

> 「比喩ではなく、本当に命を懸けて拉致被害者を奪還しようと思っている者たちがこの日本にはおります。

確かに、間違いなくいます。

しかし、一方、日本国民嫌い、北朝鮮好きの、「人非人」、大勢いるのも紛れのない事実です。

平成14年の暮れに出た、西岡力・著、「拉致家族との六年戦争」、−−−《敵は日本にもいた》・・・扶桑社
は読み応えのある本でした。
西岡氏については、私は以前から、「坊やのような顔をしていながら、(本当に童顔です)、滅法度胸のいい男、と評価してきまし
た。

第9章、「北朝鮮、『米支援』、に反対する」・・・・より、

【拉致事件を隠そうとする、『朝日』、の狙い】

を読むと、今更ながら、他紙とまったく異なる、(「産経」、「読売」、はもとより、「日経」、「東京」、とも)、「朝日」、の悪質な情報操作が゛よくわかり、何とも不愉快になるとともに、この新聞に対して怒りが湧いてきます。

最初に97年9月9日に日本人人妻里帰りの段取りが決まった際の新聞報道を見てみよう。
北朝鮮の撒いた、「餌」、にすぐ飛びついたのが、『朝日』、だ。9月10日付朝刊で里帰り合意について、一、二、三面と社会面の4ぺージわたって詳しく報道しながら、拉致事件の被害者家族の失望する声を一言も伝えなかった。『読売』、が社会面で3組6人のアベックと横田めぐみさんの合計7人の家族が、「拉致への言及がないことにいらだちを覚える。トカゲのしっぽ切りのように問題が棚上げされた」、などと語るのを詳しく伝えるとともに、一枚載せた写真も日本人妻の家族のものでなく、息子を拉致された福井のお父さんのものを採用するなど対照的だ。

なお、『毎日』、『日経』、も『朝日』、と同じく、被害者家族の声を伝えなかったが、『東京』、は横田さんのお父さんのコメントを伝え、『産経』、は拉致被害者家族救出のために60万近くの署名を集めた新潟の支援団体のリーダー小島晴則しのコメントを載せた。
その上、『朝日』、は1963年石川県の沿岸で漁業操業中に北朝鮮工作船に拉致された寺越武志さん、(日本政府はこの事件をいまだに拉致と認定していない)、が、9月4日北朝鮮の朝鮮中央通信社を通じて発表した談話を、9月10日付社会面で22行にわたって長々と紹介した。言論の自由がまったく保証されていない独裁体制下で寺越さんが自由に自分の意思を表明できないということは自明であるにもかかわらず、そのような事情にいっさい触れず、『朝日』、は談話の中から次の2節を直接引用した。

「自分が最近のいわゆる拉致事件と一緒に語られることは、共和国の尊厳を傷つけるものだ」、「もし日本を訪問することになれば、北朝鮮代表団の一員として参加する」
そもそも談話で語られているように寺越さんが拉致されたのでなく遭難中に北朝鮮の漁船に救助されたのなら、なぜその直後に日本側に連絡がなかったのか、どう考えても説明がつかない。テロリストが拉致した人質に、「自分は幸せだ」、という談話を発表させた際、それをそのまま引用報道するということは、犯罪に加担することを意味する。『朝日』、の報道はまさにそれを行ったのだ。

《拉致事件からなるべく日本人の関心を離れさせたい》、という、北朝鮮の狙いどおりの報道ぶりだ。そのことは、『朝日』、が9
月10付夕刊で、橋本首相が里帰り合意について語ったコメントをどのように報じたかを見るとよりいっそうよく分かる。
各紙の報道を合わせると、その日午前、橋本首相は官邸の番記者に次のように語っている。
「〔これ自体、一歩踏み出して動き出した。これは僕が二年生ぐらいの時から、里帰り問題がくすぶり続けていたから、ようやく動いたという意味で交渉に当たった人たちにご苦労さんと言いたい。その上で最初の人数とかそのほかどこまで詰まっているのか、(交渉担当者が)、帰って報告を聞かないと分からない。
少なくとも〔日本の捜査当局が拉致と判断し公表した〕、(A)、行方不明者となっている人たちの安否調査が課題として残っている。少なくとも〔拉致という判断しかあり得ないもの〕、(B)、に対して、もちろん、そうは認めないだろうから、安否調査には協力してもらいたい。その辺の話がどういうふうになっているのか、まだいろんな問題が゜残っている。その意味でまさにスタートという感じだ。まだまだ道のりは長い」、「産経」、9月11日付朝刊、「橋本日誌」、より。括弧、(A)と(B)の部分に注目してほしい、橋本首相はここで、北朝鮮による日本人拉致に関して、「日本の捜査当局が拉致と判断し、公表した」、「拉致という
判断しかあり得ないもの」、だという明確な立場を示している。その上で北朝鮮に対して、「少なくとも、(拉致された日本人の)、安否調査には協力してもらいたい」、との最低限の要求を行っている。
筆者に言わせれば、その要求を通すためには何らかの北朝鮮への制裁処置が不可欠であり、その点で少し不十分にも思えるが、原則的立場は守られている。

ところが、この首相のコメントを、「朝日」、(9月10日付夕刊)、は次のように報じたのだ。短い記事なので全文引用する。
「里帰り合意、首相が評価、(見出し)、橋本竜太郎首相は10日、日本人妻の里帰り問題で、日本と朝鮮民主主義人民共和国、(
北朝鮮)、の両赤十字による連絡協議会で一時帰国の時期や人数について合意したことについて、『これ自体、一歩踏み出して動き
出した』、と延べ、日朝関係改善への第一歩として評価した。首相官邸で記者団の質問に答えた。国交正常化交渉の再開への影響に
ついては、首相は、「行方不明になっている、(日本の)、人たちの安否調査が課題として残っている」、(C)、とした上で、「まだいろんな問題が残っている。その意味でまさにスタートという感じだ。まだ道のりは長い」、と語った」。(C)、の部分を見てほしい。橋本首相は、前掲の(A)、のように、「行方不明者」、という言葉のすぐ前に、「日本の捜査当局が拉致と判断し、公表した」、という説明をつけているのだが、「朝日」、はそれを落とすことによって、あたかも日本人妻らの中での、「行方不明者」、の安否調査が残っている、と首相が語ったかのように巧妙に引用をなした。この記事だけ読むと、今回の里帰り合意は、首相も肯定的評価をする望ましいものであったという印象だけが残り、北朝鮮が日本にそれだけのことをしてくれたのならば、日本も北を助けるべきだという考えに読者を誘導する結果となる。
ちなみに、「産経」、9月10日付夕刊は、同じ首相のコメントを、「首相は日本人拉致疑惑にも触れ、『日本の捜査当局が拉致と
判断し、公表した行方不明者たちの安否調査が課題として残っている、(北朝鮮は)、もちろん拉致とは認めないだろうが、安否調
査には協力してもらいたい』、と述べ、北朝鮮に安否確認を求める意向を示した」、報じ、きちんと首相の拉致に関する立場を伝え
ている。

ここまで拉致事件を隠そうとする、「朝日」、の狙いは何なのか。それは9月10日付の社説によく表れている。里帰り合意を受けての社説は、「毎日」、を除き、「朝日」、「読売」「産経」、「日経」、「東京」、の五紙が書いているが、その中で、「朝日」、の主張は他の四紙と大きく異なる、特異なものだった。

その第一の点は、今回の合意が先に触れたように、北朝鮮が一方的に選んだ、ごく少数の里帰りのみを約束したにすぎないという、誰が見ても不十分なものだったことについて、「朝日」、以外の四紙はすべてその問題点を指摘し、北朝鮮に改善を求めているのだが、「朝日」、だけはそれをせず、今回の合意を、「評価しなければならない」、と一方的に称賛していることだ。「自由往来への道はなお遠い。この事業の行方も、朝鮮半島を巡る国際政治の荒波に、もまれ続けるかもしれない」、などと高みからの解説を付けてはいるが、北朝鮮に対して、希望者全員の里帰りを早期実現を求めることはまったくない。

たとえば、「読売」、は、「(第一陣には)、不満は残るが、これを手始めとして、軌道に乗せるよう北朝鮮に求めたい。大事なのは、希望者全員の里帰りを認めるという大原則である」、ときちんと言うべきところは言っている。「東京」、などは、「この問題
の根本は里帰りという誰にでも当然認められるべき行為を、長年にわたって国家が妨害してきたことにある。北朝鮮は外交カードとして使うのでなく、合意書で確認したように、『人道的見地に立ってのみ行う』、姿勢を貫いてほしい」、と本質的な指摘をしている。「日経」、「産経」、も社説タイトルに、「『日本人妻』、合意の問題点」、「『北』、ペースの里帰り交渉」、とずばり付け
ているとおりだ。

ところが、「朝日」、は社説のタイトルに、「里帰りを静かに迎えよう」、と付け、「里帰りを迎えるために何より大切なのは静かな環境だ。政治的な動機や、なお根深い民族差別の意識から、この事業を妨害し、人権を傷つけることは許されない」、と書いた。

日本人妻らが北朝鮮で体験したすさまじい人権侵害について日本で発言させてはならないという主張だ。これこそ彼女等の、『人権
を傷つける』、主張でなくて何であろうか。」、この点についても、「東京」、は、(日本人妻らの)、日本国内の発言が、北朝鮮
にとっては愉快でないさまざまな反応を惹き起こすことも予想される。このため、北朝鮮が里帰りを止めるようなら、日本国内での
北朝鮮に対する世論はさらに厳しくなる」、ときちんと釘をさしている。
里帰り合意について北朝鮮に、いっさい注文をつけない、「朝日」、は、拉致問題については北朝鮮に何も主張しない。拉致に関してはわずかに、「日朝間には日本人拉致疑惑をはじめとする難問が横たわっている」、と書くのみで、連絡協議会で日本側が拉致に
ついて、「行方不明者の安否調査」、という形で取り上げ、それに対して北側が、「そんな事実は無い」、と拒否したことについて
も触れもしない。

他の四紙が次に見るように、北朝鮮の開き直りを問題として日本政府に毅然と対応せよと、と求めているのと対照的だ。
「北朝鮮による日本人拉致も見逃すことはできない。(略)、日本側は、今回連絡協議会にあたり、まず日本人妻の帰国実現に力点
をおいたため、拉致疑惑は隠れたきらいもある。しかし、日本に対する主権確保という重大な問題である。北朝鮮に対しては、今後
も対応を迫るべきである。(「読売」)、「今回の協議では大半の時間を日本人妻の里帰り問題に費やさざるを得なかったが、拉致
疑惑についても突っ込んだ話し合いをしてもらいたい。(略)、北朝鮮は十分な誠意をみせてほしい」、(「日経」)、「拉致など
もっと深刻な国際犯罪疑惑が放置されているる」、(「産経」)、「被害者の救出は国民の生命と安全を守る国家としての義務であ
る。(略)、日本側が「拉致問題を詰めようとすれば里帰りが中断する」、などと、腰を引く様なことがあれば、いつまでも解決で
きない。(略)、政府はこれまで放置してきた責任も感じて、毅然と対応する必要がある。」(「東京」)、そのうえ、もうひとつ
、さらに驚くべきことは、「朝日」、が先に引用した拉致への言及のすぐ後ろに、「だからといって、国際社会が北朝鮮の破局を避
けながら開放体制への移行を促そうと努めるなかで、北朝鮮の深刻な状況にひとり背を向け続けることは、日本のとるべき選択肢で
はない」、と書いている点だ。
拉致を棚上げにして、北朝鮮への支援を行うべきだ、という主張だ。また別の箇所では、「今回の合意が国交正常化交渉のための雰
囲気を改善し、日本政府が目下の急務である、北朝鮮への食料支援を実施しやすくなるということだ」、と露骨にその狙いを書いて
いる。「朝日」、にとって拉致事件は数ある、「難題」、の一つに過ぎず、目下の急務は、被害者救出ではなく、加害者たるテロ国
家に食料を送ることなのだ。

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