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- ムムム
- 2015/03/07 02:36 PM
- 都構想の住民投票と憲法改正の国民投票を対比しましょう
都構想のメリット・デメリット論に目を取られてはいけません。現行の「府市あわせ(不幸せ)」のメリット・デメリットはキチンと理解しようとしていますか?
仮の話として、安倍首相が「憲法9条改正(案)」を発議されたとします。その時「9条改正(案)」のメリット・デメリットを説明せよ!」と護憲派は主張するでしょう。
その「デメリット論」自体が落とし穴なのです。「9条改正(案)」は「現9条」のデメリットを解消するためであり、両者の比較論でのみメリット・デメリット論は成立するのです。
「9条改正(案)」単独で「デメリット論」を持ち出すと、「9条改正(案)」のデメリットは「戦争の危険性が増す」とかの、およそ意味不明の議論となってしまうのです。
「都構想」を理解しようとする情熱と同等の情熱を「現行制度の現実」を理解することにつぎ込みましょう。
藤井氏は「市民の御金が府に取られる」と不安を煽っていますが、今の制度、地方交付税、臨時財政対策債、大阪市内の財政調整...etc を知ったら感じるであろう不安も理解する必要があると思いませんか?
ともあれ、とかく「現状維持」を好む国民性の日本です。都構想ですら不安に思うのであれば、憲法9条の改正なら尚更でしょう。
将来的な憲法改正を視野に入れれば「都構想の反対派」の方々も、民主主義の体現たる住民投票/国民投票への「模範的立ち居振る舞い」を実践して頂く必要があります。
でないと、将来に憲法改正の発議がなされた時に「憲法改正の反対派」が今回「都構想の反対派」の振る舞いを真似ても、その振る舞いを一切「批判できない」からです。
そういう意味で、如何なる理由があろうとも議論の場から逃げる、内閣参与藤井氏、大阪の自公民は最悪な立ち居振る舞いを実践していると断言できます。
- こがらし
- 2015/03/07 03:23 PM
- こんにちは。いつもありがとうございます。
大阪都構想については私は部外者なので、賛成反対は言えませんが、ここ数日、気になっていたことが、くっくりさんの記事で、かなり理解することができました。
ありがとうございます。
藤井教授が橋下市長と直接対話するのを是としないのは、なんとなくわかる気がします。
それは、国会中継がどのようにニュース番組で編集されているかを考えると、藤井さんの伝えたいことが伝わらない可能性があるからかなあ、と感じています。
くっくりさんが書かれているように、橋下市長が好きか嫌いかではなく、都構想がどういうものかをキチンと理解したうえで、住民投票をするべきですよね。
どんな結果がでるかはわかりませんが、「都構想」の「都」は、やっぱり違和感があります。
違うネーミングだったら、もう少し印象が違ったかもしれません。
こういうところも、政策本位ではなく、印象に左右される因子があるのかなあ、と思います。
投票日までに、冷静な議論が尽くされるといいですね。
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