クリーニング屋さんで
2007-06-20 Wed
週末、行きつけのクリーニング屋さん(おばちゃんが委託で一人でやってる)に預けてあったこたつ布団を、夫と二人で取りに行った時のこと。ガラスドア越しに中を見ると、先客がいたので(中は超狭い)、ドアの外で夫と二人で待っていたら、50代後半ぐらいのステテコ姿のオッサンが道の向こうからやって来て、私たちの前にすっと割り込んだんです。
私としっかり目も合ったし、私たちが並んでるのもわかってるはず。
もしかして別の用事で来はったんかな?……と思いきや、手にはクリーニング受取の半券をしっかり持ってはる。やっぱりこの人、割り込み……?注意した方がいいんかな……?などと、考えること数秒。
夫が突然、「もういいっ」と小さく叫び、その場から立ち去ろうとしたのです。
私は「ちょい待ち!」とあわてて夫の襟首をつかみながら(私の身長は166cm、夫は158cm)、そのオッサンに「あの、私たち並んでるんですけど」と言ったら、オッサンは「あぁ?」と、わざとらしく“いま気づきました”的な声を発して、一歩後ろに下がったんですが、夫はもう私の手を振り払ってスタスタと行ってしまった後。
私は他にも荷物を持ってたし、こたつ布団を持つ余裕はなかったので、クリーニング屋のおばちゃんに「また来ます!」と一声かけて、結局、そのまま夫のあとを追って帰ったんです。
次の日――。
一人でこたつ布団を取りに行ったら、お店のおばちゃんが、開口一番、「あ〜、昨日はごめんねぇ」。
「いえ、こちらこそ……」と、私が返すと、おばちゃんは畳みかけるようにこう続けました。
「あんたら先に並んではったのにね。それ、私もわかってたのに何もでけへんかって、ほんまごめんねぇ。旦那さん、気ぃ悪しはったんちゃうの?ほんま悪かったねぇ。いや、あのおっちゃんはね、いっつもああなんよ。学校の先生なんやけどねぇ。うん、現役の先生やで。それが困った人でねぇ。何考えてるんかわからんわ。愛想もすごく悪いし。奥さんはまともないい人なんやけどねぇ……」
ええっ!あのオッサン、学校の先生だったんですか!?
マジっすか?!学校の先生が割り込み……って、何じゃそりゃ!!
そら、いかんやろ。そら、教育現場も荒れるわ!(言い過ぎ?)
でも夫もすぐキレるんで困りものです。出先で何か気にくわないことがあったら、こんな感じですぐキレて、私を放置して帰ってしまうんですよ。
内にこもるタイプですね。ま、外に発散されても困りますけどね。不特定多数の人に迷惑かけるよりは、私一人に迷惑かけといて。……としか言いようがない。
でもあの場合、帰ってしまう前に、オッサンに「割り込みはやめて下さい」って言えばすむことですやん……(T^T)
私ももっと早く言えば良かったのかもしれんけど、もし違ってたら……ってこともあるから、躊躇してしまって。
すっきりしない季節に、すっきりしない話ですみません<(_ _)>
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