天皇陛下が退院後初公務で消防殉職者等慰霊祭に&女性宮家創設問題

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【画像は時事通信社より、29日午前、東京都港区の日本消防会館で開催された「東日本大震災消防殉職者等全国慰霊祭」に出席された天皇、皇后両陛下。天皇陛下は東大病院を退院後初のご公務で、行事へのご出席は3日の文化勲章親授式以来】
 
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昭和天皇の涙…二つの位牌を手にした少女

 間もなく66回目の終戦の日がやって来ます。

 日本のために犠牲になられた英霊に対し心より感謝と哀悼の意を表するとともに、犠牲になられた全ての国民の皆様に哀悼の意を表します。

 脈々と受け継がれてきた日本の国柄を次の世代に繋げていけるよう、私も微力ながら努力を続けていこうという決意を新たにしているところです。


 さて、先日、昭和天皇の戦後の御巡幸について少し書かせていただきました。
 今日の記事はある意味、その続編ということになろうかと思います。

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 昭和21年2月に始まった昭和天皇の戦後の御巡幸は、GHQの中止命令により、昭和22年12月をもって一旦中断されます。

 再開されたのは昭和24年5月。九州への御巡幸です。
 
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昭和天皇御巡幸の御製と歴代天皇の博愛精神

 今年もまた終戦の日が近づいてきました。

 戦争関連のドラマ、今年も各局いろいろやるみたいですね。
 どうせまた反戦平和を訴えるだけのドラマとか、日本軍をことさら悪く描写するようなドラマが大半なんだろうなということで、特に観る気もないのですが、今年ひとつだけ観ようと決めていて、実際に観たドラマがあります。

 8月5日に日本テレビ系列で放送された「この世界の片隅に」です。
 こうの史代さんの原作を読んでましたので(「夕凪の街 桜の国」も数年前に読みました。映画も観ました)、上に書いたようなステレオタイプの反戦ドラマには絶対にならないだろうということで、はりきって観たのでした。
 
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3月11日に天皇皇后両陛下がなされた事

 産経新聞で3日間に渡ってこのような特集記事が掲載されました。

【祈り 両陛下と東日本大震災】(上)お見舞い「1人でも多く」 前に進む勇気、お与えに(4/27)
【祈り 両陛下と東日本大震災】(中)「自分で厳しく律する」国民に模範(4/28)
【祈り 両陛下と東日本大震災】(下)復興へ、ともに歩まれて(4/29)

 各地の避難所、被災地への「祈りの旅」を続けられている天皇皇后両陛下。
 災害のたびに国民の精神的支柱となってきた皇室の歴史や、側近らのエピソードを交え、そのお姿を伝えたものです。

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 最終日の「(下)復興へ、ともに歩まれて」の中に、このような記述があります。

 「両陛下のご訪問は、被災者にとって何よりの薬。行政が(村民が避難生活を送った)4年5カ月かけて一生懸命がんばっても、両陛下の一言にはかなわない」。12年に島が噴火して被災した東京都三宅村の平野祐康村長は、ご訪問が被災地に与える「効果」を、最大限の言葉で表現する。

 帰島後の復興視察も含め、両陛下は公式に6回、三宅島民がいる避難所などを訪問された。村によると、非公式にも数回あり、皇后さまが御料牧場のアイスクリームを届けられたこともあった。

 13年8月、両陛下が静岡・下田に避難している三宅村の漁業者を慰問された際には、小さい子供が皇后さまに「おばあちゃん、うちにも遊びにきてね」と話しかけた。皇后さまは翌朝、その子が住んでいるアパートの玄関先にいらっしゃったという。「子供の約束まで果たしてくださった。それほどまで、被災者の気持ちをくんでくださっている」と平野村長。

 一方、阪神大震災のご訪問の際、避難所にいた男性は「励ましよりもお金がほしい」と避難所で大声で話していた別の被災男性が、陛下から声をかけられると、せきを切ったように大声で泣き出した光景が忘れられないと話す。

 ほかの被災地の町の幹部も「政治家は体育館の壇上から『がんばれ』と一言いって帰るだけ。両陛下のなさりようは全然違う」。

 太字強調の箇所を読んだ時、私は、昭和天皇の御巡幸にまつわるエピソードをいくつか思い出しました。
 
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天皇皇后両陛下が避難所ご訪問 このような方々を戴けた日本人の幸運

110401-01budoukan.jpg両陛下、都内の避難所をご訪問 すべてのグループに声をおかけに(産経3/31 1:16)

 取り上げるのが遅れましたが、3月30日、天皇皇后両陛下が、東日本大震災の被災者が避難している東京都足立区の東京武道館を訪問されました。
 両陛下が被災者を直接見舞われたのは初めてです。

 東京武道館には30日午後の時点で、原発事故で避難した人も含め、福島、宮城、岩手の3県から計282人が身を寄せていたそうです。

 天皇陛下は皇后陛下とともに、家族らが暮らす区画を1つずつ回られ、全てのグループにお声をかけられたそうです。

 また、多くの被災者は、両陛下と話していない時も、正座を崩さず両陛下を目で追い、中には涙を浮かべる姿もあったとのことです。
 
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天皇陛下御即位20周年に寄せて

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 遅くなりましたが——
 11月12日、天皇陛下が御即位20周年を迎えられました。
 天皇皇后両陛下の益々の御健勝と皇室の弥栄を心よりお祈り申し上げます。
 
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天皇皇后両陛下ご成婚50年に寄せて

 4月10日、天皇皇后両陛下がご成婚50周年(金婚式)を迎えられました。
 一国民として心よりお祝い申し上げますとともに、両陛下が末永くご健勝であられますようお祈り申し上げます。

090410.jpeg【写真=10日午前11時39分、宮殿・松の間「天皇皇后両陛下御結婚満50年祝賀行事」で麻生首相らのお祝いを受け、にこやかな表情で退出される天皇皇后両陛下(代表撮影)。退出される際、出席者からお祝いの拍手が沸き起こる場面も】

 各紙ネット版に、8日に行われた両陛下のご会見の全文が掲載されています。皆さんご覧になりましたか?
 拙ブログでは産経のリンクを貼っておきます。
 
【両陛下ご結婚50年】会見(1)「厳しい経済情勢、祝って頂くこと心苦しくも…」
【両陛下ご結婚50年】会見(2)「WBC、サムライ的で美しい強さを持って戦っておりました」
【両陛下ご結婚50年】会見(3)「結婚で開かれた窓から多くを吸収、今日の自分を作っていった…」
【両陛下ご結婚50年】会見(4)「陛下が誠実で、謙虚で、寛容でいらしたことが何よりの支え」
【両陛下ご結婚50年】会見(5)「結婚50年の人々、共通した経験をして今日に」

 天皇陛下はこれまで両陛下を支えた人々への感謝のお言葉を述べられた際、感極まられたご様子でしたね。こちらまでジーンと来てしまいました。
 
 両陛下ともにご会見ではいろいろなお話をされていますが、私が特に感じ入ったのは、皇后陛下が「伝統」についてお話しされた、このくだりです。
 
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戦後の昭和天皇を振り返る

「竹島プロジェクト」進行中。
詳細は「さくら日和」さんもしくは拙ブログ1/24付を。


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090210sapio.gif 「SAPIO」を1年ぶりぐらいに買いました。
 というのも、こういう特集が載ってましたので。

 【歴史を振り返れば現代が見える 第2弾 昭和天皇と私たち日本人の幸福な日々】

 私(昭和39年生まれ)の知らなかったお話がたくさん載っていて、とても興味深く読みました。
 もうすぐ建国記念の日ということもありますし、私が特に「何か」を感じた箇所を一部引用させていただきます。
 なお、【  】内は原文の引用ではなく、私、くっくりによるまとめです。
 
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■[巻頭言]「公平無私の上御一人は私にとって命がけでお守りする存在でした」/寛仁親王

——昭和天皇とお二人きりでお話になられたことはございましたか?
 
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天皇はなぜ尊いか(付:石井選手の発言)

081010heika.jpeg 画像は2005年6月28日、慰霊のためにサイパンをご訪問された際、バンザイクリフにて黙礼をされる天皇皇后両陛下。
 この写真、私は何度見ても切ない気持ちになります。

 いつの時代も、天皇は日本国民と共に在りました。今上陛下はじめ歴代天皇は日本国民のために日々祈りを捧げてこられました。

 両陛下がこんなふうに祈りを捧げられる光景は、これまでに国民の見ていないところで、それこそ数えきれないほどあったのではないでしょうか(宮中祭祀も含め)。

 「『天皇制』なんて必要ない」と言う人に、「いやいや、『皇室』は必要ですよ」と私はいつも反論してきました。だけど理由を説明するのが、これまた難しくて……(T^T)

 そんな先日、なにげに読んでいた「正論」9月号に、“目から鱗”の講演起こしを見つけました(私は遅読なので、いつも1〜2カ月前の号を読んでます(^^ゞ)。
 
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これでいいのか皇室報道

070609-1.jpg 拙ブログではこれまで何度か皇室関連の話題を取り上げてきましたが、その大半は皇位継承問題に関するもので、皇室報道のあり方という視点で書いたことはほとんどなかったように思います。

 少し前のSAPIO(07/5/9号)に【これでいいのか!「皇室の危機」】と題した特集が掲載され、大いに考えさせられたので、今日はそこから記事を2つ引用し、雑感を述べてみたいと思います。
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