「アンカー」『市民』が主体の施政方針演説&拉致問題で大転換?

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■1/26放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

菅首相がめざす“平成の開国”理念なき施政方針演説青山が問題点をズバリ

110126-07matu.jpg なぜオバマ大統領の一般教書演説にはヤジが飛ばないのか?
 菅首相の施政方針演説の根っこにある「思想」とは?
 そして拉致問題では、またしても北朝鮮が罠を仕掛けてきてるようです。

 コーナー前に、今日から始まった国会代表質問、米オバマ大統領の一般教書演説についてニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 今週は動画が見つからなかったので、デジカメでテレビ画面を撮影しました。画像が粗いですがご容赦下さい。


 内容紹介ここから____________________________

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です

衆議院代表質問 消費税と解散をめぐり与野党が激突(FNN1/26)

(今日の代表質問をご覧になっていかがですか?)

 今日、実は菅総理より谷垣総裁の方が印象が強かったですね、僕には。というのは、谷垣さん非常に穏やかな人で決断力に欠けるんじゃないかと一方で指摘されてきましたが、今日の代表質問を伺ってると、今年中に衆院解散総選挙に持ち込めなかったら、自分の政治生命が終わるということを覚悟されたなということを非常に感じました。もちろん谷垣総裁おっしゃってるのは、今年中なんてことじゃなくてもっと早くにとおっしゃってるんですが、最悪でも年内には解散総選挙で国民に信を問う国会にしないといけないと。

 そうすると、現時点で考えられる道筋としては、ひとつは民主党が今、小沢問題で分裂気味だから、そこに乗じて、民主党の分裂を起こさせて、タイミングを狙って内閣不信任案を出して、分裂した民主党によってそれが可決されてしまうと、いうことか、それとも民主党の総理と話し合い解散をするか、どっちかということになる。どうしてかというと、谷垣さんがどんなに決意を固めても、解散対象の衆院で圧倒的勢力を持ってるのは民主党なんですから。ところが1つめの分裂というのは相当難しい。どうしてかというと、もし分裂すると小選挙区1人しか当選しないのに、民主党の人と、それから民主党から分裂した人と、つまり与党から2人出て、さらに自民党が出る、さらに他の党も出る。その時にわざわざ民主党から出る与党議員が果たしているのかなと。

 小沢問題がどのようになっても、分裂を狙うのは難しい。となると話し合い解散しかないのかなと。話し合い解散となると、菅総理と話し合ってというのは無理ですよってことを今日、谷垣さんは実は代表質問を通じて明らかに言おうとしてたと思いますね。菅さんが替わったら、新しい総理とはひょっとしたら話し合い解散、やるかもしれないと。

(国会スタートしたばかりですが、早くもそういう状況に?)

 議場全体の空気が明らかにそうですよね。国会議員と個別にお会いしてても、まさしく焦点はそこです。相変わらず政策じゃなくて政局ばっかりという批判もあるでしょうが、でも別の見方したら、これだけ政権交代後に国民の期待を裏切ったんであれば、いったん国民に意思を問うべきだっていうのは、それは憲政の常道でもあると思いますね。

米・オバマ大統領、一般教書演説 テーマは「未来を勝ち取るためのプラン」(FNN1/26)

(今日のオバマ大統領の演説、非常に経済成長に重点を置いて、具体的な政策が盛り込まれていたような気がしますが)

 正直言って、ちょっとうらやましかったですね。期待してたよりも中身が充実してましたね。声のトーンとか押し出し方とか、タイミングとか、この人、上手なのは周知のとおりなので。あと、日本の政治家と違って紙を読まない、プロンプターって透明な板があって。日本でも細川総理が使いましたが。

 見かけ倒しの演説になるんじゃないかと多少懸念してたが、中身がしっかりあって、しかも2つすごくはっきりしてるところがあったんですね。というのはアメリカも財政赤字にすごく苦しんでるんですが、それを日本円にして33兆円も削るとはっきり言いながら、社会保障だけじゃなくて安全保障も削りませんということをはっきり言った。これは非常に強い世界へのメッセージになってますね。

 それからもうひとつ、雇用をどうにかするために、慌てるよりもとにかく研究開発に力を入れて、教育をやろうと。「国はおまえを必要としてるんだ」と言った。教育分野、研究開発分野で。これはとても大事なことで、両方とも日本にとっても非常に大きなヒントになることじゃないかと思うんですよ。日米同盟ってことじゃなくて、やっぱり大きな国同士として考えると、日本は防衛費がずっと落ちていってるのは正しいことか。同じ中国を睨んでるのになぜ日本の防衛費は下がっていくのか。

 それから実は日本の研究開発費というのは民間企業にかなり依存してるが、実は今、惨たる状況で、電気自動車が待ちかまえてる自動車はいいが、広い意味の電機は研究開発費がすごく削られていて、これがやがて日本の競争力落として、雇用をなくしてしまうんじゃないかって懸念が本当はすごくあるんですよね。そういうことを考える上で、オバマさんの一般教書演説は僕らの参考になった演説だと思いましたね。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
 
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