「アンカー」北の壮大な罠(付:久間大臣辞任)

6月下旬から、別人を装い多数のHNを使ってコメントされる方が出没しています。皆様方におかれましては、「このコメントは何か変だな」と思ったら相手をせず、スルーして下さい。


■7/4放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

金総書記が拉致再調査を指示?一方でミサイル実験…“北の壮大なワナ”とは?青山繁晴がズバリ

070704-1title.jpeg 青山さんコーナーに行く前のニュースコーナーで、久間大臣辞任のニュースが取り上げられましたので、そこでの各人の発言もざっとですが紹介しておきます。

 青山さんコーナーの方は細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像は“たか”さんがUPして下さった動画(最後のリンク集参照)から、キャプチャさせていただきました。
 各画像をクリックすると、新規画面で拡大します。

 
 内容紹介ここから____________________________
 
 
■昨日の(7/3の)久間大臣辞任のニュースについて

室井佑月
「久間さんはまた何か絶対しでかすと思った。ぽろぽろ余計な発言をするから。けっこうびっくりしたのが、最初、イラク戦争を非難して、で、今回アメリカ寄りの発言。あの人の主義主張はどこにあるんだろう?」

青山繁晴
「久間さんは政治記者時代からよく知ってて、今もよく知ってる。室井さんが鋭いのは、失言魔と言ったでしょ。久間さんは安倍政権になってから突然、失言魔に変わった。それまでの久間さんは失言がないどころか、防衛大臣になるまで自民党の総務会長だったでしょ、その時には政治を一番知ってる男と言われてて、安倍内閣ができた時、久間さんだけが政治をわかってると言われた人なんです。突然、安倍政権になって失言魔に変わったのは、さっきの安倍さんの表情で出てるなと思ったんだけど、安倍さんとの間に表に出ないいきさつがあって、実は小泉さんが任期延長しないで勇退するとなった時に、久間さんは手を挙げたんです。総理大臣やりたいと。総裁選に立候補すると。久間さんそれまではプライド高かったけど、そしたら同じ派閥、今の津島派の中から、『総理大臣というのは安倍みたいにかっこよくて、サミット行って見栄えする奴がなるんだ。あんたみたいなかっこ悪いのが総裁選に出られるか』と、派閥の人から言われたんですよ。久間さん、すごくその時傷ついた」

室井佑月
「それで卑屈になっちゃった?」

青山繁晴
「卑屈になったんじゃなくて、その時にそういういきさつまだ知らずに、安倍さんが総理になったじゃないですか、プリンスとして。久間さんの派閥に言われたから、久間さんを防衛大臣にしたが、それで恨みが派閥に向かうんじゃなくて、安倍さんに向かって、『何だこの野郎、自分だけ苦労を知らずに、プリンスプリンスって総理になって。ほんとは俺の方が上なんだ』という意識がすごくあって、だもんで室井さんがさっき言った、発言が二転三転してるじゃないかというのと関係するんですが、安倍さんと違うことを言いたかったんです。安倍さんはずっとイラク戦争の批判をしてないじゃないですか、未だに。だから『いや、俺の方がほんとは良識あるんだ』というのを見せるために。あれは確信犯です」

室井佑月
「安倍さん、若いからなめられてるとこあるんじゃないの?だって久間さんだけでなく柳沢さんだってぽろっと……」

青山繁晴
「その通り。こういう人間的なことが案外、政治の本当の動機になったりする。内閣の安倍さんの人選が悪いというのは確かにある。自殺する閣僚まで出たんだから。もともと松岡さん、危ないと言われてたわけだから。それと同時に、すーっと軽くなっちゃって、小泉さんがすーっと押し上げたから。久間さんと同じような鬱々とした気持ちを持った人は、実は閣僚の中に他にもいるわけです

山本浩之(キャスター)
「久間さんがそういうふうな思いでいるというのを、当の安倍さんは知らないわけない……」

青山繁晴
「つい最近まで知らなかった」

山本浩之
「でも発言とか見ると、これは俺に忠誠を誓ってるなとは思えない……」

青山繁晴
「いや、腹に一物あるなとは安倍さんも思ってたんですよ。けど、久間さんが手を挙げたなんか知らなかった」

室井佑月
「そいういうことがあるにしても、安倍さんの方が今は上の位置にいるわけでしょ。それにしても歴代の総理大臣よりも、危機っていうことに関して大変だなという気持ちがのろい気がする」

青山繁晴
「なぜすぐに辞めさせなかったの、辞めさせるんだったら、こうやってあとで態度変わるなんておかしいってことでしょ?それ、国民みんなも気持ちあると思う。これは安倍さん、今回は明らかに大きなミスをしたと思う。どうしてかというと、柳沢大臣、『女性は産む機械』と言った柳沢さんを守り通したじゃないですか。実は年金問題が出るまでは、安倍さんはよく守ったと、『安倍は甘ちゃんだと思ってたのに、柳沢をよく守った』と自民党内部では急に支持が上がった。数少ない成功体験。そこにこだわってて、久間さんの発言が出た時に、中身をよく確かめないで、移動中だったということもあるんだけど、守ろうとした。後で全文見たら、これはひどいなとなった。どうにかしなきゃいけないと。安倍さん、本当は公明党から要求されたと新聞は書いてあるけど、本当に最初に要求したのは身内の参院自民党なんです。東京の保坂三蔵さんという参院議員が、真っ先に『辞めさせるべきだ』と言ったでしょ。で、そういう久間さんの派閥の中の問題やら、自分がミスったことやら、参院自民党という仲間にやられたことやら、何やらかんやらで、安倍さんのああいう顔になった」

山本浩之
「ただ歴代の総理大臣の中で、いくら窮地に陥っても、ああいうぶら下がり会見での表情は滅多に見られるもんじゃないですよ」

青山繁晴
「その通り。総理大臣というのは、たとえ地が裂けようとも顔色変えちゃいけないから。その通りですが、僕はあえて思うが、安倍さんはもっと正直に自分を出して、久間さんにものすごく怒ってるわけだから、怒りもこの際だから出した方がいいと思いますよ」

山本浩之
「参院選への影響というのは?」

青山繁晴
「それは当然ありますよ。さっきの室井さんの疑問も含めて、この総理大臣は危機に弱いんじゃないかってこと、有権者は賢いですから、それは影響あります」

室井佑月
「この問題だけじゃないもん。年金についても対応遅かったもん」

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