保守系識者諸氏が見た震災(1)

2011.05.09 Monday 19:47
くっくり


【僕はこの大震災は、「戦後をもう一度、一からやり直せ」という神の啓示だと思っています。いまこそ日本は自立するチャンスなのです。
 しかし、アメリカとしては日本が自立すると困るから、すかさずパッと金を出したり、軍隊を派遣したりして、日本のアメリカ依存を継続させようとしている。
 これは、マッカーサーの「再び日本とドイツをアメリカの脅威とならないようにする」という日本弱体化政策、つまり策略的狡智がオバマにまで引き継がれているということでしょう。もちろん僕は、アメリカと仲良くするなと言いたいわけではない。「仲良くするための前提として日本の自立、国家意識を取り戻せ」と言っているんです。】
<『WiLL』11年6月号 久保紘之「蒟蒻問答」第61回「原発の 事故に 老年決死隊—詠み人知らず」>

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【自衛隊、警察、消防、東京電力関係者、その他、民間のあらゆる人々のほとんどが、危険の故に職場放棄をしなかった。その心にあった思いを私は推測することはできず、今私にできるのは感謝だけなのだ。
 戦後の日教組的教育や、進歩的文化人が、「人のために命を棄てるなどというのは、資本家や軍部(時には皇室)の利益のために使われるようなものです」と若い人たちに教えたが、その言葉の嘘を、健全な人々は肌で感じていたのだろう。
 事故の収拾のために、そうした人々が整然と出勤して行った時、私の心に自然に浮かんだのは万葉集の山上憶良(やまのうえのおくら)の歌であった。
 「士(おのこ)やも 空しかるべき 万代(よろずよ)に 語り継ぐべき 名は立てずして」
 この歌は戦争中に育った私たちは皆よく知っているのだが、若い世代の読者のために現代語訳をつければ、こういうことになる。
 「男子たるものが、空しく終わってよいものか。万代に語り伝えられるに足る名前を立てもせず(つまり立派な行為もせずに)」】
<『SAPIO』2011年4月20日号 曾野綾子「まだ終わりにはならない」>

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【欧米特権階級の中には“ノブレス・オブリージュ(位高き者、務め重し)”という考え方があるが、この日本というモラル高い国には、特権など享受しておらずとも“人としてどう行動するべきか”というプリンシプル(生き方の美学)を持つ人間が大勢いる。

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