「アンカー」原発取材続報 - 政権からの圧力!しかし現場には成果も

2011.05.05 Thursday 03:21
くっくり



【N:3号機では、使用済み核燃料プールへの注水作業が、この日も行われていました。】

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青山繁晴
「これはもう中が全部むき出しですね」

東電社員
「ええ、たぶん津波でやられてしまったんだと思います」

青山繁晴
「このように根こそぎ、むしり取られたようになってたり」

東電社員
「クレーンとかトラックが、地面にこう突き刺さったみたいに…」

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青山繁晴
「えー、これはすごいですね」

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吉田所長
「次、同じ、同程度のですね、地震もしくは津波が来るというのは、私どもにとっても致命的だと思っております。で、特に津波でございますね。(VTR中略)1号機、2号機、3号機の建屋の中に、非常に高い線量のですね、廃液がございますので、ここに海水が混じって、それが外に出ていかないか、というところがやはり一番重要だと思ってます」

 …………………………VTR終了…………………………

青山繁晴
「はい。あの、改めて確認しておきたいんですけれども、4月22日の金曜日に、まず、この福島第一原発に向かう途中、東電の作業車の中で、横にいた東電のエンジニア、この人は、ま、課長さんですから、ま、東電の幹部の1人と言ってもいいですね。今日は、このちっこい、家庭用ですけどムービーカメラと、それからこの写真機で、これあの、クレジットカードのポイントでもらったカメラだったんですけど、この2つで、えー、撮影してもいいですか?と聞きました。いいですね?じゃなくて、いいですか?。つまり、押しつけたんじゃなくて。すると、ああ、構いませんと、おっしゃって。だからその正門の所もずーっとこう写していきまして。で、皆さんご覧になった、キーマンの吉田所長とお会いした時に、もう一度、吉田所長に、吉田所長のお話も、構内も、撮っていいですか?と聞きましたら、ああ、全く構いませんと、その、おっしゃっていただいて。そして撮ってる最中に、吉田所長から、これはテレビでも放映するんですか?と。放送じゃなくて放映とおっしゃいましたが。で、僕は、これは、あの、関テレ(関西テレビ)のこの『アンカー』を念頭に、『アンカー』に何も約束してたわけじゃないし、何の契約もないけれども、『アンカー』を念頭に、放送しますと言いましたら、吉田さんが、ああ分かりましたと、言われて、了解を得て、了解を得て撮って、了解を得て放送したわけですね。で、放送しましたら、例えば海外から、その、大きな反響もあって、アメリカのテレビなどに、アメリカのテレビなどは、もっと混乱してるはずだと、言うから、映像ちゃんと見て下さいと、作業員はちゃんとモラル高くやってるでしょと、いうことを言って、あの、海外で言われるようなことは、もう日本では起きてないんですと、今は立ち直って頑張ってますって話をしてたら、その日本政府の中からは、どういう反応があったかというと、こういう反応なんです。はい、出して下さい」

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