「アンカー」原発取材続報 - 政権からの圧力!しかし現場には成果も

2011.05.05 Thursday 03:21
くっくり


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村西利恵
「前回の放送の2日後に、内閣府の参事官から青山さんに電話が入りました。その内容は、『なぜ青山社長は福島第一原発の構内に入ったのか?』という問い合わせ」

青山繁晴
「えー、これ問い合わせっていうか、ま、詰問ですね」

一同
「えっ、詰問…」

青山繁晴
「何であなた入ったんですかっていう感じで、聞いてこられて。それだけじゃなくて、これ実は、2回目で、同じ人が、もう一度聞いてきたんですよ。本当はですね、放送の前にいっぺん聞いてこられて、僕が話したら、分かりましたってことだったのに、もう一度聞いてこられたんですね。それは一体どうしてなのかというのは、実はこれまでの経緯を、ありのままに見ていただく必要があるというか、その方がいいと思いますので、ちょっと見て下さい」

村西利恵
「時系列で並べてみました。最初に原発20km圏内に入られたのが4月15日のことでしたね」

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青山繁晴
「ええ。ちょっと僕から説明しますとね。これも『アンカー』でありのままに放送しましたが、まずは4月の半ば、15日金曜日に、えー、今、警戒区域になってる、いわゆる20km圏内、それから30km圏内も含めてですね、20km圏内に入って、えー、無人の地域になってる、さっき(ストレートニュースで)双葉町の方が激しく、あの、社長を追及されてましたが、ああいう双葉町や、大熊町を中心に回っていきまして、そして福島第一原発の正門に至りました。で、正門の所で、作業員の方に少し話を聞いていたら、その正門の所の警備担当の方が、ま、僕のこと分かってる方がいて、あの、今日、中に入りますかとお聞きになって、で、僕は、いや、作業の邪魔をしてはいけないから入りませんと、辞退をしたわけですね。で、東京に帰ってきて、そしてそのあと、18日の月曜日に、東電本店から2人、何が起きたのかを説明したいと言って、私が 社長を務める独立総合研究所にお出でになったんです。これ実は、ただの一度も来てくれと言ったことはありません。説明してくれと言ったことはない。で、2人お見えになって、例えばそのうちの1人は、非常に僕は誠実だと思ってる、エンジニアの方ですね、技術者の方です。で、僕が、これってきっと、例えば原子力委員会の委員とか専門委員、特に専門委員って50何人いますから、それを順番に、そういう人を回ってるんですね?と聞きましたら、いや違いますと、実は青山さんだけですと、言われて、こっち要求してないのに、どうしてかなと思いましたが、その、話の様子は、その、いいことも悪いこともお話しになるんで。これあの、皆さんお分かりになると思うんですが、東京電力はその、社長・会長に重大な責任があって、大きな間違いを犯したのは事実ですが、じゃあ東電の人がみんな、その、全部その、原発はおかしいと思いながらやってたのか、その、何も考えないでやってたのか、そんなことありませんね。これ今日連休だから、会社勤めの方もご覧になってると思いますが、企業はいろんな不祥事も起こすけれど、その中に良心的な人だってたくさんいるわけですよ。で、あの、お2人の話から、その、僕を通じて、真実はこうなんだっていうことを、話したいんだなっていうことは大変よく伝わってきたんです」

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