2011.04.25 Monday 19:56
くっくり
■日本を核の危機から守ろうと奮闘している勇気ある技術者たちが、家族に送った心が破れるようなメッセージ。「自分たちはこれが自滅的使命であることをわかっている」って。
昨日、国営放送で家族たちのインタビューが流されたんだ。ある勇敢な作業者は、この死刑宣告のような運命を静かに受け入れるとメッセージを書き送ってたよ。
■作業員の娘さんのメールだね。「父はまだ原発で働いてます。原発では食料が尽きてきていて、状況は大変に厳しいと思います。父は、自分は死刑宣告を受けたに等しい己の運命を受け入れたって言っています…」。
■勇気ある人々だ。私たちは彼らのことは何も知らないけれど、彼らを忘れることはないだろう。世界を救ってくれてるんだね、ありがとう。
■日本は、侍国家だってことを証明したね。騎士の国だ!!!! 日本よ、生き残れ!インドネシアはいつだってキミを支援してる!!
■この原発危機が起こる前は、作業員は800人いたんだ。4号機の爆発の後、50人に減って、今は300〜500人に戻ってる。原発を動かしている東電の人たちもいれば、東電工業のようなグループ会社からきてる人たちもいる。消防隊員も交代制だ。放水をした最初の隊は、東京ハイパーレスキューのチーム。川崎や横浜の隊も駆けつけて懸命に頑張ってる。
■50人じゃないよ。180(eighteen hundreds)人か800(eighty hundreds)のどっちか。日本の人たちの中には、原発に喜んで行こうって人がきっとたくさんいるだろうって思う。文化的なプレッシャーがあるんだよ。日本人は、武士道に似た規範に従って、意義のある人生を送ろうとする。日本人は、あらゆることに厳格な規律をもつっていう、独特の特別な文化をもってるから。
----------------------------------
■勇敢で無私の心をもつ福島第1原発の作業員の皆さんへ。私の最大の賛辞と敬意を送る。この自己犠牲こそ、世界のヒーローたる理由。皆さんの、止むことのない努力を尊敬してる。
■人生とはかくも辛いものなのか。日本はそれを世界に見せた。僕みたいなフィリピン人は、この果敢な福島の50人に畏敬の念を抱くよ。主よ、放射能の暗い部屋にいる私たちの仲間を守ってください。そうして、彼らをまつ家族のもとに無事に帰してやってください。
■人間の勇気と覚悟をもってして超えられない災厄はない。日本は必ず復活する。
[7] << [9] >>
comments (9)
trackbacks (3)
<< 画像で見る東日本大震災 - 希望 -
「アンカー」福島第1原発構内と所長を青山が取材 最大の問題は5・6号機 >>
[0] [top]