「アンカー」アレバ社は信用できない&福島原発周辺で青山が見た現実

2011.04.21 Thursday 02:08
くっくり



 もうひとつは、長い付き合いの財務省の人に今朝電話で話を聞いたら、本音は2段階なんですよね。つまり復興を仮に2、3年と見て、その間は復興財源として消費税引き上げておいて、そしておそらくは今の消費税が8%ぐらいになってて、やがて復興の目途がついたら、今度はかねてから問題の社会保障の財源にしましょうということに話を持っていくと。すでに8%なってるんだからその時に10%になっても抵抗が少なくなってるだろうと。これが本音なんですよね。要するに菅さんがやっぱり関係してると思います。菅さんは財務省の手の平にいるのはみんなよく分かってる話で。

 そういういわば便乗型の増税を考えてるから、財務省の中にいる桜井副大臣が怒ってしまったってことなんですよ。桜井さんは、別にほめるつもりないけど、宮城選出で元々まじめなお医者様なので、はったりを言ったりする人ではないので、こういう地味な大人しい人から話が出てきたってことは、偉い人が言ったっていうよりも注目すべきことだと思います。

(消費税増税については、数カ月ぐらい前からずっとそういう流れを作ろうとする動きがあって、復興に名を借りて、そういう企み、目論見があるんだとしたら許されることではないし、増税の前にやることはあるかないかをきちんと議論してほしい。そういうことをすっ飛ばして与党が党内で先走って、それはやっぱり反対論というか、亀井さんのような発言もありましたが出てきますよ)

 当然、じゃあ財源どうするのかという話、出てきますよね。正直僕も考え中ですが、例えば僕自身が税金をたくさん払うっていうのは、もちろんそうしたいです。だから増税が全部いけないって話に国民もなってるんじゃなくて、なぜそれが消費税なのかと、それが一番おかしいじゃないかというのが素朴な疑問だし、それは大事なだと思います。

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