「アンカー」アレバ社は信用できない&福島原発周辺で青山が見た現実

2011.04.21 Thursday 02:08
くっくり



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村西利恵
「アメリカが心配している2つのこと。情報当局者によると、『もし10時間冷却が止まれば原子炉の底が抜ける』」

青山繁晴
「はい、これは何のこと言ってるかというとですよ、皆さんあの、4月10日の夜中を思い出してほしんですが、ま、ずっと余震続いてる中で、中でも大きな余震があった時に、福島第一原発の冷却、50分間止まりましたよね。で、あの、僕も夜中に色んな意味でこうかけずり回ったわけですけれども、東京でですけれどもね。で、しかし、結果的には50分間冷却が止まっても何事も起きずに、ま、はっきり言うと、その分やっぱり、これは時間がかなり解決してくれて、炉の中は冷えてきたんですよ。炉の中や、あるいは使用済み核燃料棒のプールも含めて、ある程度冷えてきた面があって、で、関係者はほっと胸をなで下ろした面はあったんですが、アメリカの見方は全く逆で、あの程度の余震で50分間冷却が止まってしまうならば、じゃあ同じ規模の、3月11日と同じ規模の地震や津波が来たらどうなるんだと」

一同
「うーん」

青山繁晴
「で、実際に最近の例で言うと、スマトラ沖地震の時はですよ、その、マグニチュード9.0を超える、その大地震があったあとの3カ月後に、えー、マグニチュード9に近い、ま、8台ですけど、その大きな地震があったと。それが最近の地球の様子なんだから、次に来た時は、もっと長い時間冷却止まってしまうかもしれない、アメリカのシミュレーションだと10時間止まったら原子炉の底が抜けてしまうと。従ってこれは何を努力しなきゃいけないかというと、さっさと、もうこの番組で何度も言いましたが、外付きの、冷却システム、水が循環できるシステムを早く造らなきゃいけないのに、未だに、右手でそれやりながら左手では元々あったシステムを動かしたいってのにこだわってるから遅れてるってことを、ま、アメリカは気にしてて、ここは僕は気にする理由は確かにあると思います。それでもう1つ、もう1つのアメリカの心配事がこれなんです」

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