「アンカー」アレバ社は信用できない&福島原発周辺で青山が見た現実

2011.04.21 Thursday 02:08
くっくり



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村西利恵
「技術系の政府当局者によると、『工程表通りになる?』という質問に、『こんな日数ではできません』」

青山繁晴
「ええ。あの、彼は、まあ東京大学の理科系を出てるんですけれども、普段こういう言い方しないんですよ。普段いくつも前提条件言うんですけど、もうこれはもういきなり、これは電話じゃなくて、実はこの人に会いましたけれども、こんな日数ではできませんと」

村西利恵
「断言された?」

青山繁晴
「ええ。で、でも、あなたは、その、いわば責任者の一角なんだから、この日数って誰が決めたんですかって聞いたら、答えはこうでした」

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村西利恵
「『日程は官邸です』」

青山繁晴
「ええ、それは官邸が決めたんですと。それで、この人ね、やっぱり技術系だけあってね、言い方正確で、日程はって言ったんですよ。つまり日程のことを言ってるだけなんですよね。中身について言ってるわけじゃない。で、従ってですね、で、あの、彼はそれ以上あんまり語ろうとしなかったこともあって、じゃあ中身は、誰が、その、主として作っていったのかってことを、今度はこういう人に聞きました。はい、出して下さい」

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村西利恵
「情報当局者によると、『工程表は、アメリカ軍とNRC(アメリカの原子力規制委員会)、そして、フランス原子力庁とアレバ社が合同で作成した。日程だけは官邸の指示だ』と」

青山繁晴
「はい。で、あの、僕は常に情報源守らなきゃいけないんですけれども、あの、ギリギリのとこまで申しますとね、あの、さっきのニュースでも言いましたが、今の原子力災害、日本政府が対応しきれてないから、アメリカとフランスがかなりこう手を入れて、それで少し事態は進んでんじゃないかって印象あるでしょ?ということは、政府の中で誰に聞かなきゃいけないかというと、この、アメリカやフランスとずっと話してる人、それはもう何十人もいるわけですけど、その中の良心派を探していくしかないんですよ。で、そのうちと、そのうちの一人だと僕は思ってる人が、このように、その、中身というのは、その、元々、まずNRC、アメリカの核規制委員会ですね、ここも思惑たっぷりの組織です、僕、長年付き合ってきましたけど。それから米軍が協力してますよね。で、これがまず作って、それにフランスの原子力庁とアレバ社、これも一体と言ってもいいですよ、これ国策会社ですからね。つまり、原子炉の中身は、原子炉の中をどうしていくかっていう主の部分はアメリカがやって、それで廃棄物とか汚染水をどうやるかっていうね、その部分をフランスがやって、その中身は元々英文で最終的には出来上がっていって、それを、ま、丸飲みっていう言葉は僕はその、やっぱり使いたくないけれども、えー、それを元にして、出来上がったと。従ってその、東京電力がこうしたいっていう工程表じゃなくて、いわばその、日本は独立国家なのに、米仏が主導して作ったと言わざるを得ないと。えー、この2人だけじゃなくて色んな所で確認をいたしましたけれども、もうこれは僕は間違いないと言わざるを得ないんですよ。で、そうするとですね、今日もうひとつ、えー、こうなると考えなきゃいけないのは、その、フランスははっきり言うと大きな儲けになると思ってるわけじゃないですか。ね。さっきの話で分かっていただいたと思うんですが。それと同時にフランスは、とにかく国家として原子力が最大の産業だから、今、原子力の世界が潰れちゃ困るっていう思惑もあるわけです」

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