【東日本大震災-4】外国人から見た日本と日本人(25)

2011.04.16 Saturday 02:00
くっくり



■心の底からびっくりした。米国の運輸省から派遣されてくる労働者に慣れっこになってたから。
 オレたちの国の道路工事を日本に外注に出せないのが残念でならない。
 米国じゃ、投票所に行く途中の道ですらどんなんだったか思い出したよ。

■日本は、インフラ整備に手早い。だって、いろんなものに備えなきゃいけない国なんだから。台風、地震、津波、ゴジラ、ロボット………。

■日本は、「10人の監督が、1人の労働者の作業を見張る」方式は採用してないんだな。これは、わが国では大変に人気がある方式なんだが。

■本当に信じがたいほどの羨望を感じる。日本のインフラ整備の能力には畏敬の念を抱くよ。
 デトロイト近くに住んでる人ならわかるだろうが、ここの道路はクソ中のクソなんだ。オーチャード湖へ向かう道路なんて、81ミリの迫撃砲を撃ち込みまくったんじゃないかと思うぐらいだ。

■素晴らしい。ロスじゃ、同じ道路を2年も工事してるってのに。

■米国は道路の穴を修復するのに何ヶ月もかかる。再舗装は一年以上。なのに、出来上がりは凸凹だらけ。
 ニューヨークの場合だと、道路舗装には、特に未熟な作業員をよりすぐって使ってるからね。

■一言。偉大すぎる。

■6「日」だぞ。「年」じゃねえ…。

■皆さん、お願いだからモントリオールに来てください!

■ワーオだよ。米国の中西部だったら、2年がかりの大仕事だ。

■ここを見ろ。
「世界戦略について。
 NEXCOは、日本で培った知識と技術を使って、海外に事業を広げる予定でいます。道路工事や作業を通じ、発展途上国の経済成長に貢献し、これからの道路エンジニアリングとテクノロジーの研究開発の情報交換に寄与していきます。高速道路マネージメントの経験を生かし、官民一体のプロジェクトにも参加していきます」。
 海外に事業を広げるって。お前ら、早くNEXCOに電話かけろ!

■なぜ日本が世界のリーダーなのかっていう証明だろ、これは。

■どうやったらこんなことができるのか理解できず、日本の仕事ぶりを称えるしかない僕たちは不幸だ。労働観念の素晴らしさ、世界有数の複合輸送インフラへの熱心な取り組み、それに税金を注ぐ人々の意志。

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