【東日本大震災-4】外国人から見た日本と日本人(25)

2011.04.16 Saturday 02:00
くっくり


 東日本大震災の被災者に向けてタイ国民が義援金など多くの支援を提供してくれたことに対し、バンコクの日本大使館は31日、地元英字紙ネーションなど2紙に感謝を伝える半ページの広告を出した。大使館の広報担当者によると、新聞社側の善意で広告費は無料だったという。

 広告は、両国の国旗とともに、日本語やタイ語、英語で「日本国民への温かいご支援・ご声援ありがとうございます」と書かれている。4月1日以降も数社が掲載する予定だが「どの社も広告料はいらないと言ってくれた。タイ国民の寛大さに、さらにスペシャルサンクス(特別な感謝)です」と同広報担当者。

 親日国のタイでは、3月27日にバンコクで被災者支援のチャリティーマラソンが開催されたほか、有名歌手らも「涙を拭いて、歩き続けよう」「がんばって」と、タイ語と日本語で歌う応援ソングでエールを送っている。(共同)

インドネシアで復興祈り、手形で日の丸(産経3/27 16:17)
image[110415-07indnesia.jpg]

 2004年のスマトラ沖地震による巨大津波で16万人以上が犠牲となったインドネシア北西端アチェ州の再建・復興を進めた元アチェ復興庁職員の有志らが27日、首都ジャカルタの日本大使館前で、日本の復興を祈るイベント「1万人の声」を開催、大勢の人々の手形で「日の丸」を作成した。

 日曜日の歩行者天国を利用して大通りに縦4メートル、横6メートルの布を設置、通行人らが、中央の円い部分に赤い手形を押した。

 元復興庁長官のクントロ大統領顧問は「日本はアチェ復興を最も支援してくれた国の一つ。日本への同情と支援を示したい」と説明。塩尻孝二郎駐インドネシア大使は「インドネシア全土で日本へのお悔やみ、励まし、ご支援の言葉をいただき、涙が出るほどありがたい」と語った。

 復興庁は05年、津波で壊滅したアチェ州の復興を一元管理して進めるため大統領令で創設され、09年4月に解散した。(共同)

「日本救え」巨大ポスター モスクワ中心部に出現(産経3/30 7:22)

[7] << [9] >>
comments (21)
trackbacks (3)


<< 「アンカー」レベル7の真相&震災対応より延命優先の菅政権
東北のものづくり産業を守れ! >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]