「アンカー」レベル7の真相&震災対応より延命優先の菅政権
2011.04.14 Thursday 02:32
くっくり
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村西利恵
「レベル7が発表されたことに対する、世界各国の反応です」
青山繁晴
「はい。これ実はですね、ちょうどこのアメリカだけ赤になってて、他は青ですね。これあの、僕、事前に頼んだわけじゃないのに、よーく関テレは理解してくれたと思うんですけどね。つまりアメリカだけ言ってることが違うんですよ。ね。ここに出た中では。アメリカから行きますとね、アメリカは、国務省、ね、つまり外交、日本でいうと外務省のスポークスマンが、いや、日本政府の引き上げは妥当だったと言ってるわけですよ。ところがそれはアメリカだけであって、まず当のIAEAの事務次長のフローリーさんがね、チェルノブイリと福島では事故の構造や規模では全く異なると。もちろん深刻だってことも言ってんですよ。深刻だけどもチェルノブイリとは違う、全く違うって言ってるわけですよ。当のIAEAが。そしてさらに例えばフランス、フランスはもちろん原子力大国で、ここの研究所はフランスの原子力に関しては権威があります。で、そこの人体防護局長ですから、放射能が人間の身体をどうやって蝕むかってことを研究してる人ですが、福島はもちろん非常に深刻だ、IAEAと同じですね、しかしその被害はチェルノブイリとは違って、はるかに抑えられていると言ってて、これ要するに一緒にする話じゃないでしょうと言ってるわけですね。そしてロシアの、原子力アカデミー、いや、ごめんなさい、科学アカデミーの原子力部門の副所長さんはこう言ってます。福島の事故で住民が浴びている放射線量は日常生活で自然環境から受ける量の10分の1程度に過ぎないから、健康への影響から判断すれば、IAEAのアイネス、さっきの国際評価尺度からすればレベル4にも届かないんじゃないかと言ってるわけです」
山本浩之
「けっこうバラバラですね、こうやって聞くと」
青山繁晴
「ええ。で、この人の言ってることはちょっと極端だと思います。レベル4に届かないってことはない。レベル6という判断は僕はしなきゃいけないと思いますが、でもはっきりするのはアメリカだけが、日本は妥当だと言ってて」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「これに僕は引っかかりました。というのは、このコーナーで何度も申してますが、裏でやってることは意外に表ににじみ出てくる、表のニュースから実はばれますよってこと言いましたよね。これ見て、本当は話が逆さまじゃないかと僕は仮説を立てました。というのは、日本政府がいきなりレベル7にして、アメリカだけは友だちだから評価してくれたんじゃなくて、ほんとはそれ逆さまじゃないのかと。つまりこういうことです。はい、出して下さい」
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