「アンカー」レベル7の真相&震災対応より延命優先の菅政権

2011.04.14 Thursday 02:32
くっくり


「はい。これ、あの、すごく簡単な絵で見ていただくとですね、これあの、この絵はもう皆さんお馴染みになっちゃったと思うんですけどね。つまり、これ圧力容器って言って、ま、お釜ですね。そこにこのように、まあそこを守るための格納容器ってあるわけですね。で、ところがチェルノブイリの方を見てもらうと、これ黒鉛炉って言うんですけれども、格納容器なしって書いてるとおり、これ要するに炉が、その、むき出しになってるわけですよ。で、むき出しになってるからこそですね、この爆発ってのは、その原子炉そのものが、これ自体が半分ぐらい吹っ飛んだわけですよ。ね。ところが、日本の原子力発電所、福島第一原発で起きたのは、爆発したのは、この周りの建屋なんですね、水素爆発、水素爆発、こちら(チェルノブイリ)は水蒸気爆発で、水素爆発と水蒸気爆発だから、違いがよく分からないでしょうが、要するに水蒸気爆発っていうのは水素爆発と違って、この原子炉自体が吹き飛んだやつを言って、水素爆発っていうのは、あくまでこの建屋のあの、吹っ飛びですから、だから1号機・3号機ですっごい白煙上がってドーンとなったの見て、皆さん、その、大変だと、そりゃ大変は大変なんですが、あれ吹き飛んでるのは建屋が吹き飛んでるんで、炉が吹き飛んだんじゃない。しかも、だから建屋が吹き飛んでるから土煙もたくさんあったわけです。だからそれがまず全然違うということと、いうことというのはですね、さっき言いましたそのアイネス、INES、国際評価尺度っていうのは、この下に書いてある放射性物質の量だけじゃなくて、原子炉の状態も基準にしますとちゃんと書いてあるんですよ。もし見られる方はIAEAのホームページ見て下さいね。で、ですから、これ見ただけで、もう要するに全然違うわけですよ。そしてさらにもうひとつの基準の、放射性物質の量も、これ日本は2つあるのは困ったことですけれども、チェルノブイリと比べたら、これあくまで現時点ですよ、だから蓄積していったらっていう問題はもちろんありますけれども、少なくとも、日本政府は、きのうレベル7って言ってしまったんでしょ?これは蓄積されてから言うんじゃなくて、その、今の段階ですでに、その、チェルノブイリと同じだと言ってしまったんですが、全然数字違うじゃないですか。だから、これは実は誤った評価付けと言わざるを得ない、あの、さっきストレートニュースで、例えば客観的なイギリスの学者(インペリアル・カレッジ・ロンドンのゲリー・トーマス教授)、彼女わりと有名な人ですけれども、レベル6でしょうと言ってましたけども、僕もそう思います。というのは、スリーマイル島ってアメリカで事故あったんですけど、それレベル5なんですよ。スリーマイル島が悪化したものですから、レベル6で、で、その上のチェルノブイリとは全然違うってのが本当のところで、そしてじゃあ、国際社会はこれをどう見てるか、それどうして見ていただくかというと、日本政府がなぜこういう誤った判断をしたのか、謎解きがそこに隠されてるんです。はい、ちょっと見て下さい」

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