「アンカー」原発事故で政府のズサン対応 青山繁晴×安斎育郎

2011.03.31 Thursday 02:21
くっくり



山本浩之
「できることは何でもやってほしいなというふうに思います。次は福島第一原発に関するニュースです。次々と出てくる問題に解決策はあるのでしょうか」

村西利恵
「東京電力の勝俣会長は先ほど、福島第1原子力発電所の事故後、初めて会見を開き、謝罪しました」

福島第1原発事故 東電・勝俣会長、1号機から4号機を廃炉にせざるを得ないと明言(03/30 18:46)
福島第1原発事故 政府、建屋に特殊な布をかぶせて放射性物質拡散防ぐ案など検討(03/30 11:48)

山本浩之
「ここでは青山さんに今後の対策についてまずお伺いしようかなっていうふうに思ってたんですけれども、今その勝俣会長の会見を聞いていて、どうですかね、まずさは感じていないとか、ベストを尽くしたとかっていうのは、この局面で、まあやっと会長として出てきてですね、ま、社長が入院されたっていうことですから会長として出てきて、あの、福島県民の人たち、あるいは将来、風評被害を招くかもしれない近隣の農業や水産業に関わる方々、ああいう会見を今この時点で聞いて、どんな気持ちでいるのかなと」

青山繁晴
「いや、どんな気持ちどころか、もう烈火の怒りを感じますよ」

山本浩之
「ですよねぇ」

青山繁晴
「これはね、今回の原子力災害の非常に大きな特徴で、現場の名もなき人は命まで懸けて戦ってるのに、この東電の勝俣会長も、それから入院なさってるっていう清水社長もですね、清水社長が前に計画停電の件で会見して、それも大混乱だったけれども、原子力災害について今まで20日間の間、一度も会見しなかったんですよ」

山本浩之
「ええ、そうですね」

青山繁晴
「で、民間の東電もそうであるならば、政府の側もですよ、原子力安全・保安院に寺坂って院長がいるんですが、寺坂さんって、みんな顔わかんないでしょう?」

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