「アンカー」原発事故で政府のズサン対応 青山繁晴×安斎育郎
2011.03.31 Thursday 02:21
くっくり
山本浩之
「そうです。緊急避難ではないんですからね。そこで生活をしてもらわなきゃいけないわけですからね」
青山繁晴
「おっしゃるとおりなんですね。さっきのおばあさんも生活の安定を望んでああいうふうにおっしゃってたと思うんですが。実は現実的な提案がひとつありまして、たまたま今、僕、東京に住んでますけれども、皆さんご承知のとおり、東京都は石原都知事が失敗をして、東京オリンピックを誘致するはずが誘致できなかったですよね。で、あの時に、選手村をお台場の東側に造るってことで、もうきっちり造成も終わって、東京の都心にすごい近いですから、もうすぐに選手村を建てられる状況になってるわけです。で、そこに、予定された通りの選手村を建てただけで、1万7000人の被災された方々が、そこで普通に生活できるんですね」
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青山繁晴
「ちょっとこれ予想図見ていただくとですね、これオリンピック誘致した時に東京都が世界に配ったやつなんですよ。で、これ適当に書いてあるんじゃなくて、具体的に計画見ますとね、例えば概要としてですね、『利便性に優れ、水と緑豊かな31ヘクタールの快適な環境の中で、ヘルシーでおいしい和食やバラエティ豊かな食事も提供されて、1万7000人の選手たちが楽しく生活できる』って書いてあるわけですよ。これ、実は僕はこのあたりよく行く所なんですけど、もう、ただ空いてるだけなんですよ。だから石原さんは自らの失政を謙虚に顧みて、もう直ちにこれを造るべきだと思ってるわけです」
村西利恵
「これだけ計画があったら、すぐ取り掛かれるっていうことですよね」
青山繁晴
「すぐ取り掛かれると思います。で、この計画を見るとですね、当時、仮設の整備費としては126億円なんですよ。あの膨大な都政から見たらすぐ出せますから、従って、ここに孤立したコミュニティを造るんじゃなくて、やがてはこの中に、今の、住んでる都民も優先的に住める環境も作って、融合することが大事ですが、とりあえずここですとね、自らの意思で、あくまで故郷にいたいんだけども当面の生活できないって方、手を挙げた方はここに入っていただくってことをすぐやっていただきたいんですね。今、都知事選の真っ只中ですが、そんなこと関係ないです。選挙やってたら政治が停滞するんじゃ話になりません、本末転倒ですから、すぐにこれをやっていただきたいと思ってます」
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