「アンカー」原発事故で政府のズサン対応 青山繁晴×安斎育郎

2011.03.31 Thursday 02:21
くっくり



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山本浩之
「じゃあ保安院とかそういうところ信用されてないわけですね」

青山繁晴
「いや、もう信用されてないどころか、もう不信感の塊になってるわけですよ。アメリカもフランスもですね。これ、だから絶望っていうんじゃなくて、皆さんこの話でお気付きのとおりね、これだけぐちゃぐちゃになってる中でも、そこかしこに良心的な人は何とかやっててですよ。それで、じゃあ僕が例えばね、原子力委員会の、原子力防護、専門部会の専門委員だから情報取れる、そんなこと全然ないですからね。全然情報くれませんから。はいずり回ってるうちに政府の中で…」

山本浩之
「えっ、情報来ないんですか?」

青山繁晴
「全然来ません」

山本浩之
「原子力委員会のメンバーなのに?」

青山繁晴
「そんなの先生よくご存知でしょう?」

安斎育郎
「うん、うん(うなづく)」

青山繁晴
「原子力委員会の委員はまだひょっとしたらあるかもしれないけど、逆に実務家の僕らには来ないんですよ」

山本浩之
「先週の水曜日も、ちょっとそういう話になりましたけど、あれからもう1週間経ってるんですけど、まだ来ないんですか、じゃあ」

青山繁晴
「いや、さらに来ないですよ。だってテレビでガンガン言ってるから」

安斎育郎
「隠すな、嘘つくな、過小評価に陥るなっていうのは、さんざん三原則として言ってきたんだけど、どうもそれが守られていないみたいだし…」

山本浩之
「えっ、もう一度その三原則を教えて下さい」

安斎育郎
「隠すな、嘘つくな、過小評価に陥るな」

山本浩之
「隠すな、嘘つくな、過小評価に陥るな」

安斎育郎
「どうもね、こういう場合には最悪に備えて最善を尽くすっていうのが基本なんだけども、最善のことやってますって言っててズルズルと最悪の方向に向かってるような印象を持つわけね」

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