「アンカー」原発事故で政府のズサン対応 青山繁晴×安斎育郎
2011.03.31 Thursday 02:21
くっくり
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山本浩之
「すると、安斎先生はこういうふうに4つの影響というのを挙げられますけれども」
安斎育郎
「うん、あのね、今言ったのはこの身体的影響と遺伝的影響のような。で、これ身体的影響に、確定的影響と、確率的影響あって、で、遺伝的影響も確率的なんですけども、こういうのを苦にするようなレベルではないと、今ね。ただ問題はね、心理的影響と社会的影響。放射線を理性的に怖がれってよく言うけども、怖がるっていうのは感性のなせるわざでね、数字を見て怖がるのかどうかっていう判断は、我々は、ま、専門屋だから多少やるけどもね、普通できないですよね。それがね、だから放射線とか放射能があるって聞いただけでもう身震いするわけ。それで社会的な風評に結びついていってる。僕はね、70年代、ある人が、誤診がもとで1カ月に数十枚レントゲン写真撮った人が、自分はそれが原因で白血病になったと思い込んで、殺人事件を起こした例があるんですよね」
山本浩之
「はあー」
安斎育郎
「だからこれ心理的影響っていうの。馬鹿にしちゃいけない、と思いますね」
山本浩之
「えー、さあ、ではコマーシャルのあとはですね、長期化する原発周辺住民の現実はどうなっているのか、詳しく見ていきたいと思います」
(いったんCM)
■VTR。大阪医療センター。除染室がある二次被曝医療機関。岡安キャスターが被曝したという想定で、「除染」がどのように行われるかをリポート。
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