対北決議案ついに大詰め?
2006.07.14 Friday 20:29
くっくり
ほとんど考慮せずにいたんだとしたら、迂闊ですよね(T^T)
その点、やはり中国はしたたかですね。
数日前までは(採決延期になった日までは?)中ロ以外は日本の制裁決議案に理解を示していて、しかもロシアの態度があまりはっきりしない中で中国だけが浮いていて、拒否権行使なんてとてもできない雰囲気だったのに、いつの間にやら逆転されてしまった。
今思えば、議長国のフランスが二段階案を出した12日あたりから、一気に空気が変わったような気がします。
各国、「安保理全体でまとまっていかないといけない」という前提は終始一貫してるけど、当初は「他国がほとんど全部賛成する中で中国だけが拒否権行使?=中国だけが浮いてる」だった流れが、「日本だけが制裁決議案にこだわる=日本だけが浮いてる」という方向に持って行かれてしまった。
ああ、ほんま外交というのは難しい。そして恐ろしい。
やはり多面的に見ていかないといけないのね。各国の抱える事情を十分知った上で、深い戦略を練っていかないといけないのね。
日本は今回の失敗というか詰めの甘さを反省し、今後の外交に活かしてほしいです。
でも、中ロに拒否権行使されてもいいから制裁決議案で押し通す、というのも実はアリなんじゃないか?と私は思ったりもします。
素人なりに考えてみたんですが……
中ロが拒否権を行使して、日本の制裁決議案が否決される
↓
中ロ提案の非難決議案が採択される
↓
でも何の法的拘束力もないから、北朝鮮はやはり6カ国協議には出てこない
↓
出てきたとしてもアメリカが金融制裁を解くわけないから、結局また引きこもる
↓
中ロの面子丸つぶれ。発言力も弱まる
↓
もう一度、日本が制裁決議案を出す。中ロはもう拒否権は使えない
但しさっきも言ったように、「安保理全体でまとまっていかないといけないのに、日本だけが制裁決議案にこだわってる」というムードが醸成されてしまってる以上、日本政府はそこまで強硬に出る勇気はとてもないでしょうね(常任理事国入りもまだあきらめてないみたいだし)。
ロシアが中国に完全に同調したのも痛かったけど、一番痛かったのはアメリカが中国に歩み寄ったことですかね。
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