対北決議案ついに大詰め?

2006.07.14 Friday 20:29
くっくり


 まずは表題の件。
 安保理の対北決議案、あすにも採決の見通しだそうで。
 問題は、制裁への法的根拠になる「国連憲章7章」をどう扱うか?という一点にかかっているようです。

対北決議案あすにも採決、日米が中露案に歩み寄り
 【ニューヨーク=白川義和】北朝鮮のミサイル発射で国連安全保障理事会に決議案を共同提案している日米などは13日、中露との協議を踏まえた修正案を14日午後(日本時間15日未明)にも提出し、採決にかける方針を固めた。関係筋が明らかにした。
 修正案は、中露が反対している国連憲章7章への言及を削除し、今回のミサイル発射を「国際平和と安全への脅威」とする表現も弱める見込み。日米などは中露に一定の譲歩をしたうえで、拒否権を行使しないよう訴える方針で、決議採択をめぐる攻防は最大のヤマ場を迎えた。
 米英仏中露の5常任理事国と日本は13日、双方の決議案の一本化に向けた修正案を作成した。憲章7章への言及など、争点となっている部分は両論併記で一本化には至っていないが、日米などは「双方が相当程度歩み寄った」と判断。14日朝に6か国による協議を再度行ったうえで、最終の修正案を作成し、同日午後にも安保理に提出、採決にかける方針を固めた。
(読売新聞) - 7月14日14時39分更新

 日本側の主張はどこまで盛り込まれるんでしょうか。
 国連憲章7章への言及は無理でも、せめて今回の北のミサイル発射を「国際平和と安全への脅威」とする表現、これは何とか入れてもらわないと。

 テレビのニュースやワイドショーなど見てますと、もうすでに「日本は負けた」てなムードになってますね。
 まだ修正案の内容がどうなるかもわかってないし(報道によって微妙にトーンが違うような気がする)、採決後に北朝鮮がどう出るかによって評価も全く違ってくるし、今の時点ではまだ何とも言えませんが、とにかく「また中国にしてやられた」感が否めないことは私も認めます。

 でも中国とロシアは、当初は98年のテポドン1号発射時と同じ「報道陣向け声明」という一番ゆるい措置で十分だ、と言ってたんですよね。
 それが1コ上の「議長声明」を言い出して、さらに日米に譲る形でもう1コ上の「非難決議案」を提出した。

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