【東日本大震災-3】外国人から見た日本と日本人(24)

2011.03.28 Monday 19:31
くっくり


大震災1週間で「哀悼の日」=ペルー(時事3/17 10:30)
 【サンパウロ時事】南米ペルーのガルシア大統領は16日、東日本大震災の発生から1週間を迎える今月18日を「国民哀悼の日」とすると語った。全国の公共施設などで半旗を掲げ、犠牲者を追悼するミサも開いて、日本の早期復興を祈願する。

 大統領はまた、被災してペルーへの帰国を望む在日ペルー人に対し、政府が退避に必要な旅費を負担する方向で検討していることを明らかにした。地元の報道では、被災地には在日ペルー人70人が住んでいたが、今も34人の所在が不明という。

世界の日系社会からも支援の輪、「がんばれ祖国」(産経3/25 19:26)
 東日本大震災を受け、世界に散らばる日系人社会も支援を本格化させている。必ずしも海外へ雄飛した移民たちとのつながりが強いとはいえない日本だが、歴史的な危機に見舞われた祖国に対し、日系人社会は団結を強めて温かい支援の手をさしのべようとしている。

 150万人と世界最大の日系人社会を抱えるブラジル。サンパウロの東洋人街「リベルダージ」では17日、犠牲者を追悼するミサが行われ、故国の惨状に心を痛めた日系人が、手を合わせて復興を祈った。

 「ブラジル人の間では『やはり日本は違う』と、改めて評価する声が上がっている」というのは、尾西貞夫・サンパウロ日伯援護協会副会長。尾西さん自身、地震発生直後に地元日系紙が発行した号外を経営する宝石店の店頭にはり出し、ブラジルメディアからの相次ぐ取材を受けた。

 「これだけの被害を受けながら、日本人は略奪もせず、助け合っている」。日本では政府の対応に批判も多いが、「ブラジルからみれば、日本の政府は迅速に対応を行っていると映る」と尾西さんはいう。

 日系人団体が中心に呼びかけた義援金も「阪神大震災時には約8千万円以上が集まったが、今回はそれを軽く超えるだろう」。

 昨年のサッカーワールドカップ(W杯)での死闘で日本にもなじみができた南米パラグアイ。合田義雄パラグアイ日本人会連合会事務局長は「パラグアイ人からも、日本のために何かしたいという声が続々と上がっている」と話す。

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