2011.03.28 Monday 19:31
くっくり
私が勤務する学校では、金曜日のお昼には全校生徒を集めて、日本での災害ニュースを見て、みんなでできることを考えようと学院長から提案があり、まずは義援金を募って、日本大使館経由で送ろうという声が高まっています。
「アミーゴの国ハポン」は多くのメキシコ人にとって、非常に関心が高く、心から日本の方々の惨事を心配しています。
◎メキシコ 沼崎利麻さん
多くのメキシコの方たちから日本へのお悔やみや励ましの言葉をかけられています。友人や友人の友人だったり、町のお店の人やすれちがった人にも「日本人?」と声をかけられ家族の安否を尋ねられました。メキシコでもかなりの時間を割いて東日本巨大地震のニュースは流れています。
それから一番言われるのは日本人の姿を称賛する言葉です。
はじめのうちは、私も家族や友人と連絡が取れなかったり、詳細がわからず、流れる動画は甚大ではない被害ばかりでしたので、日本人はすごいと言われても意味が掴めませんでした。
少し時間が経ち、被災された方たちのことを思うと胸が張り裂けるばかりの哀しみや自分の無力さを痛感しています。
ただ、それと同時にメキシコ人(ネットのニュースでみると多くの国の人たち)から驚きや評価を受けている日本人の被災に対する姿勢。巨大地震を受けても失わない秩序や忍耐力はメキシコ人に強い衝撃を与えているようです。みな口を揃えて、「この日本人の姿からたくさんのことを学んでいる。」と言います。テレビのコメンテーターが言ってるだけではなく、友人たちも本心から言ってます。私も被災地のみなさまの姿に頭が下がります。外国にいる日本人の一人としてこの評価に恥じないよう生きていきます。
これから多くの奇跡が起こることを祈り続けています。
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