【東日本大震災-1】外国人から見た日本と日本人(22)

2011.03.15 Tuesday 02:18
くっくり



行政院長在任中、日本との国家関係正常化だけでなく、価値観同盟、準軍事同盟の締結などを訴えていた游氏だが、この人物の日本への友情はここまで深かったのだ。

当時、我が政府は反日国を怖がり親日国を邪険にした。つまり中国への気兼ねで游氏など台湾側の提携のアピールを無視したのだった。

情けないと言うべきか。聞けば今回の震災に関しても、台湾政府は一億台湾ドルもの義捐金だけでなく、救援隊、医療隊、救助犬の派遣なども申し出ているのだが、我が政府は「被災地は混乱状態にある。詳細はまた」などと言って、拒否してしまった。おそらく、中国への気兼ねだろう。

もしこの非常時に、日本が台湾の善意、友情を受け入れることに中国が文句を言うのなら、そんな国とは断交してしまえばいい。

大勢の台湾国民は国内メディアやNHKのTVニュースを見ながら、まるで自国のことのように心配している。そのようなありがたい友情を素直に受け取れない政府なら、そんなものは近いうちに潰してしまった方がいい。

十三日夜、台北では蝋燭を灯し震災犠牲者追を追悼する集いがあったが、やはり日本政府の救援隊拒否が話題になったようだ。

游錫?氏をはじめ、日本を心配してくれる台湾国民には心からお礼を申し上げたい。それと同時に台湾には本当に申し訳ない気持ちだ。

※続報です。日本側が待機を要請していた台湾の救援隊が14日、羽田空港に到着されました。日本政府は丸2日間も彼らを待機させてしまったのです。中共に配慮したのは明らかです。日本側の非礼を日本国民のひとりとして台湾の皆様にお詫び申し上げます。

トルコの新聞記事の一面は、全部津波!!(ひつじ飼いの遊牧民的日常3.13 8:35)
トルコの新聞は基本的に夕刊はないんです。
ので、必然的に今日(土曜日)の新聞のトップが地震の記事!記事!記事!

一面トップで、津波を載せてない新聞は1紙もなかった、と言っても過言ではないくらい、全部、日本の地震です。

被害の大きさを伝える写真が次々と並んでいますが。

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