【東日本大震災-1】外国人から見た日本と日本人(22)

2011.03.15 Tuesday 02:18
くっくり



 ただし、これほどの震災に対しては限られた対策しかできないとも言及し、(トラブルを起こした)原子力発電所などの「危険は常に存在する」と警鐘を鳴らした。

 また、日本に多くの国々が援助を申し出たことは「これまで他国で震災が発生した際に、日本が自国の経験から得た技術や知識などを提供してきた寛容さから見れば、それに見合うものだ」と指摘している。(黒川信雄)

「被害の中でも規律保つ」インド紙が称賛の声紹介(産経3/13 19:33)
 天井や壁が完全に崩れ落ちるような災害の中でも、すべての規律が保たれていた−。インド紙ビジネスラインは13日付で、日本への出張中に被災したインド人技術者が日本人の冷静な対応を称賛する声を紹介した。

 インドの部品メーカーの技術者らは栃木県内にあるホンダの研究開発施設を訪問中に被災。「素晴らしい緊急時の態勢ができていた。すべてが精密時計のような動きだった」。揺れが収まると社員らは集合場所に素早くそろい、あらかじめ決められた各自の役割をきびきびとこなしたという。

 施設から市内に出ても大きな混乱はなかったといい、「冷静さが保たれており、通信状況も含めてすべてが秩序だって行われていた」と評価した。(共同)

インドで追悼式典「日本は親友だ」(産経3/14 0:52)
 【ニューデリー=田北真樹子】「日本は立ち上がる。これまでも立ち上がってきた」。インドの国会議員や有識者、高僧など約40人が13日、ニューデリー市内の日本大使館前で、東日本大震災の犠牲者を追悼し、日本との連帯をアピールする式典を開いた。

 呼びかけ人の野党インド人民党下院議員、タルン・ビジェイ氏(53)は15年来の親日家で、「日本はインドの親友だ。集会を開くことで、私たちの気持ちが日本とともにあることを示したかった」と語った。

 アスラニ元駐日大使は涙ぐみながら、「インド人は今回の事態を自国の出来事のように受け止めている。日本は今回の大災害にも立ち向かう不屈の精神、回復力を持っている」などとあいさつした。

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