「アンカー」中国・米国戦々恐々!中東・北アフリカの民主化ドミノ
2011.03.03 Thursday 02:48
くっくり
これ、かつてアメリカで戦争になる前のイラクで、イラクの北と南はイラクの飛行機は飛んではならぬ、アメリカの戦闘機は飛んでいいっていうね。ところが今回ヨーロッパがそれを言ったら、アメリカは、ゲーツ国防長官が、VTRに出てきましたが、ほんとの言葉は出てこなくて、ゲーツさん何て言ったかというと、これできないと言ったんですよ。で、そんなところにアメリカの力を回したら、アフガニスタンどうなるんだと。あるいはペルシャ湾どうなると。だからやれませんと言って、さらにアメリカの制服組トップのマレンさんていう統合参謀本部議長、トップの人が、やっぱりそんなことやるんだったら、リビアの防空能力、つまり地対空ミサイルとかも破壊しなきゃいけないからできませんと言ったわけですよ。これアメリカはかつてイラクで勝手にやっときながら、今回は嫌だってわけですね。だからいかにアメリカが今、中東で追い込まれているかが最新ニュースでよく分かる。
それからもうひとつ、国際社会ってことについて言うと、さっきアメリカの国連大使が、リビアを、人権を監視する委員会から排除すると、これすごいことなんだっていうふうに彼女、力入れて言ってましたが、ご冗談でしょう。今までリビアは国連の人権監視の側だったのかと、思うのが普通であって、リビアが一体、他国の人権をどうやって指摘するんだと。
だから、日本では国連って清く正しく美しいものと学校でも教えてるし、一般社会でも思う向きもあるけど、とんでもない。国連の現場へ行くとこのようにいい加減な二重基準、三重基準であって、醜いぶつかり合い、ほんとは醜いというのは不正確で、国益はどうせぶつかるわけですよ。だからこれを機会に、国連をはじめとする国際社会への見方を、僕らは変えていく良い機会だなと思ってます。
…………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
山本浩之
「そこで、今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでも、この北アフリカそして中東情勢に関連した、お話だというふうに伺っております」
青山繁晴
「はい。あの、今まで正直中東でいろんなことがあっても、その、油や、その、電気代を心配する人はいてもですね、その、動きそのものを心配されることってあんまりなかったんですよ」
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