MADE IN PRC?
2011.02.28 Monday 18:02
くっくり
この問題に関しては、後日また新たな投稿が掲載されました。
【使用すべき表記は「MADE IN PRC」】 2011年2月25日付
無職 N・M(76)千葉県柏市
22日の談話室に、輸入業者が中国製の商品を「PRC」と表記するのは、消費者がどこの国の商品かわからないので、「CHINA」と表記すべきではないか、という意見がありました。
しかし私は逆に「PRC」と表記する方が適切だと思います。
なぜなら中国共産党の一党支配下にある国家の正式名称「中華人民共和国」の英語表記(People's Republic of China)の略語が「PRC」だからです。
また、「CHINA」というのは、欧米人がアジア大陸の東部の通称として付けた名称で、いわゆるその「中国」とよばれる地域で盛衰を重ねた秦や隋、唐、栄、清などの歴代王朝は「中国」名を自称していません。
「PRC」の表記は間違っていないのです。
歴史的経緯などから見れば「CHINA」ではなく「PRC」表記が正しい、理屈は確かにこの方のおっしゃる通りです。
私も同じ意味で普段、「中国(中華人民共和国)」と「支那」を使い分けたりしています。
ただ、今の日本の消費者には「中国製」=「MADE IN CHINA」という認識が広く浸透しているわけですよね。「PRC」が中華人民共和国であることを知らない消費者を一概に責めることはできないと思います。
ですから今後、仮に、業者側が“正しい表記”としての「MADE IN PRC」を使用していく流れが起きたとしても、しばらくの間は「MADE IN PRC(CHINA)」というふうに両論併記するなど、消費者への配慮は絶対に必要になってくると私は考えます。
この「PRC」問題、今後も産経紙上で新たな展開があるかもしれませんので、注目していきたいと思っています。
image[チャイナフリー]
ところで、拙ブログでは2008年3月から中国製品の不買運動推進バナーを貼らせていただいています。
これは「アジアの真実」さん(現在更新停止中)が始められたキャンペーンで、現在も多くのブログさんやサイトさんで継続されています。
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