衆議院会議録より 菅さんの見事すぎるブーメラン
2011.02.26 Saturday 01:51
くっくり
私は、これが本当の意味での二大政党下における、政権が行き詰まったときのやるべき行動だと思いますが、やはりこれは総理にお聞きしましょう。
(中略)
○菅(直)委員
(中略)一方の政党の政権が行き詰まったとき、特に今回のように、国民から見れば、別に麻生政権だけが行き詰まったとは言いません。安倍政権も行き詰まったんです。福田政権も行き詰まったんです。そして、だれの目から見ても、支持率が一〇%前後という麻生政権も、常識的に言えば行き詰まったと見るわけで、そのときに、いいんですよ、そのまま解散するのも一つの手です。しかし、首のすげかえをまたやれば何とかなるという考え方が、二大政党というものを理解していない、あるいはそれを機能させようとしていないことになるんじゃないか。
■第171回国会 予算委員会 第8号 平成21年2月4日
○菅(直)委員
一月の予算委員会に引き続きまして、総理を中心に御質問を申し上げます。
アメリカではオバマ大統領が一月二十日に就任をされて、大変高い支持率を誇っておられます。私は、オバマ大統領がこれだけ高い支持率を誇っておられるのは、やはり選挙を通してアメリカ国民の信頼をかち得たからだ、このように考えております。
麻生総理は、私が計算したところ、きょうで就任百三十四日目になりますが、この間、麻生総理は、選挙を逃げまくったために国民の皆さんの信頼を失ってしまった。そういう意味では、オバマ大統領とは対照的な形になっております。
そこで、十月三十日、麻生総理が記者会見をされて、たしか生活対策等を発表されたそのときだと思いますが、麻生総理は、アメリカ大統領の移行期間に当たる十一月四日から一月二十日までは、いわゆる移行期間なので、世界第一の経済大国と第二の経済大国が選挙などで政治空白をつくるのは好ましくない、だから我が国の総選挙は先送りするんだという趣旨のことを話をされましたよね。
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