「アンカー」中東激変で資源外交見直しを&菅首相描く政局シナリオ

2011.02.24 Thursday 02:35
くっくり



一同
「はあー」

青山繁晴
「そして、ま、時間は短時間ですけど、そのかわり普段よりギュッと濃縮した話ができたように思いますね。で、その上で皆さん、今いちばん心配されてること、例えば、えー、このまま原油が高くなっていったりしたら、ガソリンが高くなるし、それからまた寒の戻りが来た時に、灯油は大丈夫かというふうに思われてると思いますね。だからそういう心配があるからこそ、今の政府からこういう発言が昨日出ましたね」

image[110223-04yosa.jpg]

青山繁晴
「えー、一人は、与謝野さんから、資源外交の重要性がもう一回再認識されるべき時が来たと。つまり資源外交をもう一回やるんだってこと言ってるわけですね。それから、海江田万里さんは、原油というものはもともと、輸入国を多角化、ま、要するにいろんな国から輸入するってことやってきたから、あの、いくつかの国から輸入がダメになっても大丈夫ですよと、いうことをおっしゃってる。これ一見、その、国民の不安を拭うために正しい言葉のように見えますね。しかしあえて申しますが、これは大間違いです」

一同
「はあー」

青山繁晴
「それも、根本から見れば大間違いっていうことであり、そして実は自民党政権時代から続く、40年来の間違いであるっていうことを、まず最初に皆さんと考えたいんですね。で、それを、どうしてかっていう考えるためにもですね、先ほど、ショッキングな映像いろいろ流れました、リビアのカダフィ大佐のことをお話ししたいんですが」

image[110223-05kada1.jpg]

青山繁晴
「カダフィ大佐、すでに、皆さん見ていただくように、もう失敗の状態ですね。その失敗というのが、どうして起きたかというと、まず一つは、えー、先ほど松原さんも少しおっしゃってましたけれども、実は、このリビアの国民、すなわちアラブ人を虐殺してるっていうのは、軍、軍と言いますけど、軍の中の、アラブ人じゃなくて、アフリカ人の傭兵部隊、その、キャッシュで雇った部隊によって、その、虐殺をしてると。これ、今、急にこの傭兵部隊を持ったんじゃなくて、もともとカダフィ大佐というのは、今までほとんど報道されませんでしたけれども、私たち安全保障の専門家はみんな知ってることで、前からこのアフリカ人の傭兵部隊を使って、アラブ世界を威圧してるっていうのはもう周知の事実だったわけですね。それを最後に最悪の使い方したから、実はリビアの正規軍が離反して、軍が刃向かってるので、もうカダフィ大佐は失敗と言っていい状況になってるわけです。そしてその上で、実はもう一つ、もっと根本的な失敗があります。それは何かというと、これです」

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