日本統治肯定で逮捕の韓国人作家『嘘の歴史で反日に』「SAPIO」02.7.24号
2011.02.22 Tuesday 01:46
くっくり
話がややずれましたが、こうやって考えていくと、日本統治時代を全く体験していないにも関わらず、客観的にその評価ができる金完燮氏という人は、実に貴重な存在だなと改めて思った次第です。
※いちおう補足
金完燮氏の今回のインタビュー記事の中に、「閔妃(日本の朝鮮介入を阻止しようとして日本側に殺害された李氏王朝の王妃)」という記述があります。
金完燮氏自身がそう言ったのか、あるいは「SAPIO」側が付けた注釈なのか判然としませんが、私はこの記述には異論があります。
日本側と朝鮮側(閔妃と対立していた大院君及び開化派勢力)が協力し合って閔妃殺害に至ったことは、様々な史料からほぼ間違いありません。
この件については、09/9/28付:「朝鮮紀行」イギリス人女性が見た19世紀末の朝鮮(3)の後半部分で考察めいたものを書かせていただいていますので、興味のある方はご覧になって下さい。
ただ、金完燮氏は『親日派のための弁明』の中で、閔妃について「朝鮮を滅ぼした亡国の元凶」であると述べており、この点は私も全く同感です。
(おかげで彼は閔妃の末裔たちから「名誉毀損」と「外患煽動」の罪で告訴され逮捕、罰金刑の有罪判決を下される羽目に陥ってしまったのですが)
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※拙ブログ関連エントリー(朝鮮の歴史)
・09/8/9付:「朝鮮紀行」イギリス人女性が見た19世紀末の朝鮮(1)
・9/13付:「朝鮮紀行」イギリス人女性が見た19世紀末の朝鮮(2)
・9/28付:「朝鮮紀行」イギリス人女性が見た19世紀末の朝鮮(3)
・11/1付:「朝鮮紀行」イギリス人女性が見た19世紀末の朝鮮(4)終
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