「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(2)終

2011.02.19 Saturday 00:57
くっくり



山本浩之
「ダメじゃないですか、それだったらねえ」

東谷暁
「あの、これがそのまま日本に当てはまるかどうかっていうことは、分からないかもしれませんが、例えば今、加工の部分を、農協、日本の農協が65%押さえています。で、今、民間企業が9%ぐらい、なんですが、ここを膨らましていくっていうことなんですけど、あの、言ってるわけですね、菅政権は。ところが、そこに、じゃあ日本の企業が入ってくればいいんですけど、そういうことに一番慣れてるのはどこかって言うと、やはり、その、アメリカ系のアグリビジネスの巨大企業の方が、ずっとその、いろんな経験を持ってるわけですね。ですから、しかもさっき申し上げましたように、もうすでに、農地改革法をやってしまってですね、えー、土地も、それから農業生産法人も、えー、買い取ることができる。あるいはそこにお金を投資してですね、そのお金を手に入れることによってビジネスを展開していくってことが、もうほとんど可能なんです」

村西利恵
「はあー」

東谷暁
「ですから、このTPPで最後の一押しだ、っていうふうに、アメリカは考えているかもしれません」

山本浩之
「はあー」

岡安譲
「こうやって聞いてみると、あまりTPP、メリットがないんじゃないかというふうにね、東谷さんの今日のお話では、感じてしまうんですが、では、TPPによって、日本の輸出が増えたりする、メリットがないのかというところなんですが、東谷さんの見方はこれです」

image[100216-20defre.jpg]

岡安譲
「日本製品の輸出は増えない、むしろデフレを悪化させる」

一同
「(驚き&ざわめき)」

岡安譲
「やっぱりデメリットっていうね。しかし、TPPに前向きな、経済界などはこう主張してるんですね」

image[100216-21sansei.jpg]


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