「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(2)終
2011.02.19 Saturday 00:57
くっくり
岡安譲
「くり返しますけれども、東谷さんは、狙われるのは日本のお米じゃなくて、実は急所は農地と農業法人、ここにあるんだっていうことなんですが、どういうことなんですか」
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東谷暁
「はい。あの、すでにですね、2009年の、農地改革法というものでですね、えー、実は企業だけじゃなくて、日本国内の企業だけではなくて、外国の企業でも、日本の農地を手に入れることができるようになってしまっているんです」
一同
「はあー」
東谷暁
「で、例えばですね、地域の、えー、地域農業と、調和していればいいというようなですね、そういう曖昧な基準によってですね、すでに農地を、外資が手に入れることができます。で、農業法人っていうのは正確には農業生産法人っていうことですが、同じことで、ここに外国の企業がですね、投資することがすでにできるようになっています。で、まだいろいろな、小さな規制はあるかもしれませんが、事実上できます。にも関わらず、菅政権、菅首相がですね、ある通信社のインタビューに答えてですね、TPPを前提にして、農地改革をもっとやるんだということを言っている。ということはですね、もっと激しく、農地とか農業法人が、買い、買い取られてしまうように、むしろやりたいということなんですね(笑)」
一同
「はあー」
東谷暁
「で、えー、どこがポイントかといいますと、農業っていうのは、えー、農産物を作っただけではダメなんですね。何がポイントかというと、加工業なんで、加工なんです。農産物の加工の部分を、誰が手にするかっていうことでだいたい決まってしまいます。で、おそらくですね、その、日本に入ってくる外資も、その、加工の部分を押さえる。そのことによって、日本の農業の、その、利益とかそういうものをですね、手にしていこうと、考えてるのじゃないかと思っています。ただ、今、こういうふうに私が申し上げてもですね、何を言ってるんだ、絵空事じゃないかって思われる方も多いかと思いますが、実はそうではないんです」
岡安譲
「はい、これ実例があるということなんですね。言葉はちょっと強いんですが、アメリカに農業が乗っ取られたケースというのが、それがこちらです」
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