「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(1)

2011.02.19 Saturday 00:56
くっくり



山本浩之
「要望の段階だったらまだ…」

東谷暁
「まだ拒否することもできますけど」

山本浩之
「TPPは調印して…」

東谷暁
「TPPの中に入ってしまった時に、それは国際法的な強制力も働くということですね」

島村洋子
「項目ごとに拒否ってできないんですか」

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東谷暁
「もちろんそれはできますが、アメリカが何を狙ってるかっていうことを考えればですね、アメリカはずっとその、10年かかると言ってますけど、10年かけてもこれはやりたいと、思ってるものの一つだと思います」

山本浩之
「ちょっと一ついいですか。その中の一つで、例えば、ま、巨大なこれ、マーケットだと思いますけれども、郵政民営化っていうのを、これ今、日本では見直しをする動きになってますけど、これはアメリカどういうふうに見てますか」

東谷暁
「あの、実はですね、あの、閣僚の答弁を聞いてますとですね、2国間問題であってTPPの問題じゃないというような言い方をしてですね、郵政民営化の見直しが、問題ないんだっていうような、あの、答弁をしてますが、これは全く間違いです。TPPのですね、オリジナルのTPPを、読んだだけでもですね、そこにはやはり、その、全部金融の、あの、サービスの、えー、自由化ってことがありますし、ましてやその、アメリカが金融を狙ってるっていうことであればですね、必ずTPPの中の枠組みで、つまり、国際法的な強制力のある形でですね、特に簡易保険の開放っていうことを狙ってくると」

山本浩之
「ああー、そこを狙ってるってことでしょ。で、今日の国会審議聞いてますとね、あの、自見郵政担当大臣がね、こう言ってるんですよ。『郵政への言及は』、これTPPで、『郵政への言及は、米国は、アメリカもないものと考える』っていうふうに。で、自民党の赤澤さん質問に立ってて、いや、それ、おそらくものすごく、問題にこれからなっていきますよと、何回もおっしゃってると」

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