北制裁決議延期&国防について本気で考える時

2006.07.11 Tuesday 21:14
くっくり


北制裁決議 採決延期 中国要請 日米受け入れ
 国連安全保障理事会は10日、日本などが提出していた対北朝鮮制裁決議案の採決延期を決めた。15日から始まる主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)まで採決が延期される可能性もある。中国の武大偉外務次官が平壌入りしたことを受け、中国が日米両国に、北朝鮮との交渉中は採決しないよう強く要請。日米両国も受け入れたためだ。
 中国の要請を受け、麻生太郎外相は10日深夜、米国のライス国務長官と、安倍晋三官房長官がハドリー大統領補佐官とそれぞれ電話で会談、対応を協議した。
 この結果、(1)あくまで国連安保理での制裁決議を求める(2)中国の北朝鮮への外交努力が続いている間は決議採決はしない(3)中国の説得が失敗すれば速やかに制裁決議を行う−ことで合意。米国は、採決回避の条件として(1)北朝鮮の6カ国協議への無条件復帰(2)ミサイル発射実験の無期延期の確約−を提示した。
 日米両国は、10日中に採決を強行する方針だったが、中露両国は強く反対。特に中国は拒否権の発動も示唆していた。
 麻生外相は11日未明、外務省で記者団に「中国に北朝鮮を説得する時間を与えただけで、制裁決議を採決する方針に変わりはない」と語った
(産経新聞) - 7月11日3時1分更新

 中国に時間稼ぎさせてどないすんねん。腹は見えてるのに。北を説得すると同時に賛成国の切り崩しをしてきますよ。

 でも逆の見方もできる。
 日米は「中国が北を説得してる間採決は待ってあげよう」ってことで、中国の面子を保ってあげた。これで中国は何が何でも北から「6カ国協議に出ます」「ミサイル発射実験無期限延期します」という言質をとらないといけない立場になった。
 もし中国の説得が失敗したら、北に面子つぶされた中国はもう棄権するしかなくなるという算段。
 こうなったらとにかく北が中国の説得を突っぱねることを祈るしかないですな。

 「説得が成功したら、それはそれでいいじゃん」と思ったあなたは甘いかも。
 6カ国協議が再開しても北はどうせのら〜りくらり、またしても協議中断、振り出しに戻る……となる可能性が高いんじゃないですかね。
 たとえ「ミサイル発射実験無期限延期します」と北が言ったとしても、そんなの信じられない。約束は守らない、むしろ破るためにある、それが北という国だから。

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