2011.02.17 Thursday 03:51
くっくり
前原誠司外相は16日夜、外務省飯倉公館で韓国の金星煥外交通商相と会談した。前原氏は北方領土の国後島で韓国企業がロシア側と投資活動を行う動きがあることを念頭に、日本固有の領土との立場を強調し、理解を求めた。
前原氏は韓国が不法占拠する竹島(島根県)についても、日本固有の領土との立場を表明したうえで、竹島問題を明記した中学校学習指導要領の社会科解説書に基づく教科書の検定結果が今春、発表されることを踏まえ、「日韓関係の全体に悪影響を与えないよう希望する」と述べた。
北朝鮮の核開発問題では、6カ国協議再開には北朝鮮の前向きな行動が必要だとの認識で一致。前原氏は会談後の共同記者会見で、日朝協議再開は南北対話の進展が前提との考えを示した。
また、日韓両国の経済連携協定(EPA)交渉再開については、4月の局長級協議実施で合意。前原氏は朝鮮王室儀軌の早期引き渡しについて「実現に努力したい」と表明した。
[7] << [9] >>
comments (29)
trackbacks (0)
<< 一色正春・元海上保安官が講演
「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(1) >>
[0] [top]