「アンカー」機能停止の日本政治 TPP・北方領土・拉致が危機

2011.02.10 Thursday 04:19
くっくり



image[110209-09bunsho.jpg]

村西利恵
「今月1日に、外務省が国会議員にTPPで交渉されている内容を報告しました」

青山繁晴
「はい。これはですね、実は外務省は、外務省はっていうかその前に日本国政府は、態度をはっきりしないから、この、TPPの各国の交渉に全然参加できてないんですよ。ね。で、したがってしょうがないから外務省は、情報収集のために、各国個別に行って情報集めてきたのに全然それ出さないから、与野党ともに国会議員が、これじゃ物事を考えられないので、その、早く出してくれって言ったらようやく今月の1日にですね、この、中身を出してきたんです」

image[110209-10bunsho2.jpg]

青山繁晴
「で、ここに、書いてあるのはですね、一言で言うとここに、24作業部会って書いてあるでしょ?で、農業も含めてですね、さっき言いました農業も含めて、もう24の作業部会に分かれて、どんどんどんどん話進んでいってるわけですよ。で、菅さんは6月をめどにって言ってるけど、その間何もしない、こういうとこにも参加しないままってことですから、何が起きるかというと、日本抜きで、その、各国は、さっき言いましたとおり、外交だから仲良くするんじゃなくて、どんどんどんどん意見ぶつけ合って、何とか妥協点見つけていくわけですよね。そして日本が、今から4カ月も経って、やっぱり日本も参加しますとなったらですよ、はっきり言うと日本抜きで、日本については不利なことがどんどん細かくまとまったあとに、乗っかるって話になるんですから、それは、例えば日本農業が、その、狙い撃ちのようなことになってしまうのは明らかなんで、あの、ここで私は明言しますが、菅政権だけじゃなくて、日本の政治が現状である限りは、TPPに断固反対します!今日から明言しますが。そうでないと日本農業も日本の経済も守れないです。あの、財界のトップが、あの、要するに、今乗らないと日本経済はだめになるとおっしゃってるけども、じゃあそのあと一体、政府も財界も何をしましたか?何もしないまま、現状の既得権益のままでTPPに乗ったら、この国はお終いになります。あくまでも僕の、番組の意見じゃなくて僕の意見ですけども、これでは反対せざるを得ません。そして、私だけじゃなくて、与党の内部から重大な声が起きていてですね、あの、ひとつご紹介したいんですね。えー、皆さん、それは梁瀬進さんという、落選中の参議院議員がいます。で、梁瀬さんと僕は基本的に考え方違います、長い友人ですけどね。えー、僕は考え方の違う人が友だちに多いんです。だから正直、情報も集められると私は考えておりますが」

[7] << [9] >>
-
trackbacks (3)


<< 北方領土の日に思う もし上坂冬子さんがこの状況をご覧になったら…
建国記念の日に改めて考えてみました >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]