北方領土の日に思う もし上坂冬子さんがこの状況をご覧になったら…

2011.02.08 Tuesday 04:10
くっくり



 もう本当に舐められきってますね(T^T)
 ロシアが(中国も)「民主党政権の今が大チャンス♪」と考えていることは、容易に想像できます。

 事態がここまで悪化した以上、仮に次の総選挙で自民党が民主党から政権を奪取したとしても、すぐに好転とはいかないでしょう。
 ただ、このまま民主党政権が続けば、北方領土奪還への道はますます閉ざされてしまうだろうということだけは、間違いなく言えると思います。

 だって政権取って1年半経つけど、未だに戦略とかはっきりしないんですもん。戦略どころかこんな有様ですわ。
前原氏、鳩山前首相に「政府と違う考え方は控えてほしい」と批判 北方領土めぐり(産経2/7)

 鳩山さんって首相時代はもちろん、首相辞めてからも日本のためになること一つもしてませんよね。もう即刻政界引退してほしいです(T^T)

 前原外相は10日から訪露するそうですが、私は前原さんにも何も期待していません。
 てか、前原さん個人がどうこう以前の問題で、菅政権自体がすでにほとんど死に体の状態でしょ?(名古屋の「トリプル投票」民主党惨敗で、菅さんはますます苦しくなった)
 こんな状況で前原さんが行ったところで、ロシアがまともに相手なんかするわけないと思うんです。

 そういうわけですから、7日の北方領土返還大会で、菅首相がメドベージェフ大統領の「不法入国」を「許しがたい暴挙」と強い口調で非難したところで、それこそ国内向けじゃないの?と、疑心暗鬼にならざるを得ません。

 「くっくりさん、ぼやいてばっかりだけど、じゃあ北方領土奪回のために日本はどんな戦略で臨めばいいの?」と問われると困ってしまうんですが、素人なりに考えたことを書きますと、まず政府はもっと国内の広報や啓発をしっかりやって、国民世論をもっともっと高めていかなければならないと思います。

 これは領土問題全般にも言えることだし、他の多くの問題にも言えることですが、解決が難しい問題であればあるほど、世論が盛り上がらなければ政治はなかなか本腰を入れて動かないものです。

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