「アンカー」エジプト緊張 ムバラク政権崩壊で世界地図が変わる!?

2011.02.03 Thursday 03:47
くっくり



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村西利恵
「ムバラク大統領、ですね」

青山繁晴
「はい。で、この人は今は背広を着てますけれども、もともとは軍人なんですよね。で、エジプトを含めアラブ諸国っていうのは、戦争でイスラエルにずっと負けてるわけですけど、この人が爆撃した時は、少しイスラエルに仕返しができたってことで、まあ、あの、英雄になった人なんですが、この人が独裁政権を作るまでには、ま、こういう歩みがありました」

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村西利恵
「1975年に当時のサダト政権の副大統領に就任しました。その後、サダト氏が暗殺されてからは、1981年に大統領に就任、現在に渡って長期独裁政権を維持してきました」

青山繁晴
「はい。あの、エジプトっていうと、もともとはこの、ナーセル大統領があまりにも有名で、映画『アラビアのロレンス』にも、若き青年将校だった彼が出てきて、ま、彼が中心になってクーデターを起こして、大統領としては二代目ですけれども、スエズ運河を自分、あの、エジプトのものにしてですね、基礎を作った。で、そのあとサーダート大統領が引き継いだんですが、この人はイスラム原理主義に暗殺されて、で、その腹心だったムバラク大統領が、81年から大統領になったんですけど、ポイントは、アメリカがずっとその、お金をもう、バレバレで支援してると。で、それだけじゃなくて実は軍事的支援もしてて、で、それだけじゃなくて、実はこのムバラク大統領は1979年にですね、イスラエルを認めて、和平をしたんですね。イスラエルっていうのはまあ、その中東の地にあとからギュッとやって来て、アラブ人をあの、海に突き落としたりして、はっきり言うと、国をつくったんですけど、これ、エジプトは認めてしまったので、他の国々もだんだんイスラエルっていうものを認める国が増えていったと。だからアメリカにとってはこれほど頼もしい相手はいないから、ずっと支援をしてきたわけですね。で、ところが、そこにその、アメリカの大きな嘘があって、それはこれです」

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