「アンカー」エジプト緊張 ムバラク政権崩壊で世界地図が変わる!?

2011.02.03 Thursday 03:47
くっくり


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山本浩之
「ああー、ねえ。お馴染みの」

青山繁晴
「あの、アラブの砂漠行くとですね、あの、もうすごい雄大な夕日とか、沈んでいくし、朝日が昇ってくる。その時にこうあの、ローレンスも実際にこうやって手を広げたわけですね。で、彼はそうやってそのアラブに馴染んでいったんですが、この映画音楽はもうそれをよく表しててですね。あの、このローレンスっていう人は、実は第一次世界大戦、始まると同時に、イギリス軍の情報将校として、アラブの解放のために、当時オスマントルコっていうその独裁国家がアラブを支配してて、虐げられたアラブ人のために、アラブの反乱てのを率いてですね、だから、イギリス軍の将校ですが、この、アラブの服を着て、ラクダに乗ってですね、さっきあの、僕も手広げちゃいましたが、この服を着た時に嬉しくて、こうあの、砂漠に向かってこう祈りを捧げたっていうね」

山本浩之
「それぐらいこの映画を観た時は、青山さん、ま、おいくつだったか知りませんけど、影響を受けたということですね」

青山繁晴
「ええ。すごく影響を受けました。これ実はうちの家庭教育の一環で、あの、父母に連れられてこの映画を観まして、その時から、あの、英語も好きになったし、中東に関心を持って、今あの、中東との関わりはこのローレンスから実は始まってるわけなんですね。だけどそのローレンスっていうのは最後、非常に苦しんで、あの、わずか46で亡くなったんですが、直接は事故死ですけども、なぜ苦しんだかというと、アラブのために戦うと言いながら、本当はイギリスの将校ですから、その、アラブを解放して実はイギリスの植民地にしてしまったわけですよ。で、そのあと独立はしたんですが、実はイギリスやアメリカのご都合のよい国境線を引いて、それが今のアラブになってるんで、その、第一次世界大戦から始まったその長い長い、その仕組みが、あるいは嘘が、今壊れようとしてるのは…」

山本浩之
「考えてみたらね、アフリカのその国土、領土って、おかしな、直線になってますもんね」

青山繁晴
「ええ。あの、アフリカの特に北半分、それから中東にかけて、あの、戦争になったクウェートのあたりも、おっしゃったとおり、定規で引いた線になってて、これ本当に定規で引いたんですよ。国境線を勝手に引いたわけですね。だから単にエジプト、チュニジアの問題じゃなくて、実はキーワードとしてはこれなんです」

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