「アンカー」『市民』が主体の施政方針演説&拉致問題で大転換?
2011.01.27 Thursday 04:03
くっくり
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村西利恵
「はい。北朝鮮外交についての中身です。『我が国は、日朝平壌宣言に基づき、拉致・核・ミサイルといった諸懸案の包括的解決を図るとともに、不幸な過去を清算し、国交正常化を追求します。拉致問題については、国の責任において、全ての拉致被害者の一刻も早い帰国を実現するため、全力を尽くします』」
青山繁晴
「はい。これも一見するとね、ちゃんと拉致問題に触れてるじゃないかと。当たり前のことをちゃんと言ってるんだと。自民党時代の小泉政権時代の日朝平壌宣言を大事にすると言ってんだから、正しいだろうと。ね。側近は電話でそのように申されたんですが、実はそうやって、みんなの目には見えないのに、こういう問題が隠されてるんです(フリップ出す)」
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村西利恵
「ここでズバリキーワード、『拉致をまたしても利用するな』。北朝鮮に対する菅総理の姿勢について、このあと詳しく話していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「施政方針演説に忍ばせた暗号が、北朝鮮外交のくだりにあるということは分かりました。で、2つめのキーワードが『拉致問題をまたしても利用するな』ってこれ、どういうことなんでしょうか。続きをお願いします」
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青山繁晴
「はい。皆さんさっき、あの、見ていただいた、施政方針演説の後半部分にある、この、ところなんですね。これ、さっき申しましたとおり、一見当たり前のようなことを言ってるように見えて、たとえば、韓国の新聞が、すごく、即座に反応したんですね。あの、韓国の新聞って一流新聞でもけっこう感情的な記事はあって、ま、特にあの、野球とかサッカーになると、特に日本に絡まるとほんとに感情的な記事が多くて、僕はその、韓国の記者に何度も何度も言ったことあります。ところが今回は非常に冷静な報道をしてて、これは実は大転換を言ってると。今までの日本政府は、拉致問題をあくまで解決した上でないと、こういうその、包括的な解決というのはできません、過去の清算もできません、まず拉致問題をやりますと、いうことを言ってきたはずが、この菅さんの、ことは、もう拉致も、ま、横並びにしてしまって、その、一緒にして、全部を解決していけばいいじゃないかと。そして、この不幸な過去の清算ってのも同時にやればいいじゃないかと、方針転換だと言ってて、その証拠に前原外務大臣が、水面下で北朝鮮と接触してるってことまで、韓国のその中央日報って新聞なんですが、指摘してるんですね。まあ、ひとつにはこの不幸な過去を清算しって言葉は、小泉政権の時の日朝平壌宣言にありますが、もちろんあるんですけど、これは僕は当時から反対でした。これをもって北朝鮮が日本に現金を要求してくると」
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