「アンカー」『市民』が主体の施政方針演説&拉致問題で大転換?

2011.01.27 Thursday 04:03
くっくり



岡安譲
「耳栓ですか(笑)」

青山繁晴
「では、それは、どうしてなのか。なぜですか、岡安ちゃん」

岡安譲
「なぜ、オバマさんには誰も突っ込まないのかって話ですよね?」

青山繁晴
「なぜ、オバマさんだけじゃないんです、アメリカの合衆国大統領の演説にはヤジがないんです。何でですか。何で日本の総理にあってアメリカにはないのか」

岡安譲
「それは国民性の違いではないんですか」

青山繁晴
「違います。そうじゃない。えー、アメリカ人が紳士で我々は野蛮人、そいなことは全くないんです。正解は、いや、岡安ちゃん、でも頑張ってくれましたが…(一同ざわざわ)、はい、正解はこれなんです」

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村西利恵
「アメリカで演説にヤジが飛ばない理由は、議会から招待されているから」

青山繁晴
「はい。実は、アメリカは大統領制ですから、合衆国大統領と言えども、議会に入ることができないんです。入ることができないから、大統領が考え方、つまりこの国の現状、さっき言いましたね、State of the Union、この国の現状はこうですと言う時に、行けないから、紙で出すわけです、こうやってね。すると、やっぱりそれじゃ寂しいねってことになって、議会の議長の方から、来て下さいよと。ね。そして、その、この紙だけじゃなくて、ちゃんと読み上げて下さいよと。声で聞きたいよねと。招待されてるから、まさか招待した側がですよ、ヤジを飛ばすはずはないわけですよね」

一同
「ああー(納得)」

青山繁晴
「だから、えー、紳士の国だからどうのこうのじゃなくて、今、言った話のひとつのポイントはですね、アメリカって国は面白い国で、その、議会に大統領が入れないんですね。ところが今テレビをご覧になってる方が、明日ですね、青山の言ったことは本当かどうか確かめようと思って、ワシントンに行かれますね、関空から。そしたらですよ、その議会に入れるんですよ。もう一回言いますが、大統領入れないけど、利恵ちゃん行ったらすぐ入れるわけですよ。どうしたらいいかというと、ただ並べばいいわけですよ。外国人でも、もちろんそれチェックされますけれどもね、その、金属はないかとかされますが、ただ並んでじっと待ってれば議会の中を見せてもらえる。ところが日本では、皆さんご承知のとおり、議員の紹介がないとなかなか入れない。僕は、共同通信の政治部記者になった時にですね、パスをもらって、国会対応証っていうのを、で、バッヂもつけてですね、ああ、これで自分は好きに国会入れると思って、愚かなことに、それを誇りに思ったんですよ。すぐ間違いに気がついたのは、国会の中を歩いてますとね、議員の紹介を受けて、この国の主権者がね、つまり、たとえば主婦の方だったり、働くサラリーマンだったり、が来るでしょ。そうすると、衛視って、ま、衛視の悪口あんまり言いたくないけど、いわば守衛さんみたいな人がいて、あ、そこダメダメとかね。そりゃみんな行きたいじゃないですか、自分が主人公なんだから。食堂行ってみたいしね、そこに階段あったら上がってみたいでしょ。ああ、ダメダメ!ってね、ものすごい勢いで排除されるわけですよ。これが実は、アメリカと日本の大きな違いのひとつになってるんじゃないかと思うんですね。だから、その、あえて今この話をしたんですが、じゃあその日本の国の、総理大臣の演説は中身どうだったのかというのを、ちょっと見てみましょう。はい、出して下さい」

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