「たけしの教科書に載らない日本人の謎」仏教特集

2011.01.04 Tuesday 05:57
くっくり



・カルピス
 乳酸菌飲料。1919年発売。カルピスの創業者の三島海雲がその名前を仏教にちなんでつけた。古代インドのサンスクリット語で「最上の味」を意味する「サルピス」という言葉を選び、そこに当時流行していた栄養素の「カルシウム」という言葉を合わせてできた。

・スジャータ
 コーヒーフレッシュクリーム。釈迦が悟りを開く前の修業時代、ミルク粥を差し出したのがスジャータという娘だった。

・Canon(キヤノン)
 社名の由来が仏教に関係。1934年、前身の精機光学研究所は初号機とも言える試作機を完成。この時、観音様のご慈悲にあやかり、世界で最高のカメラを創りたいと、試作機には「観音」という名前が付けられた。その時のマークには千手観音が描かれている。1935年、本格的なカメラの販売を開始。世界で通用するブランドにしようと、英語で聖典・規範・標準という意味を持ち、なおかつ発音が観音に似ているキヤノンに変更された。

・天才バカボンのキャラクター
 「バカボン」の由来は、連載第1回の表紙で「バカなボンボン」のことだと書かれているが、他の説も存在する。1つめの説は英語のバガボンド(Vagabond=放浪者)、もう1つの説はお釈迦様。その説によれば、バカボンを漢字で書くと「薄伽梵」で、お釈迦様の尊称。
 さらに「これでいいのだ」という決まり台詞は釈迦の悟りの境地を示している?
 赤塚不二夫氏の事務所に聞くと、「そういった説があるのは知っているが、公式にそういった設定があるということはありません。赤塚がそういった考えの上でタイトルを決めたりキャラクターを描いたということも聞いていません」。
 ところが、バカボン=お釈迦様説を裏付ける新たな材料が。それはレレレのおじさん。モデルとなった仏像があると。それは周利槃特尊者(しゅりはんどくそんじゃ)。お釈迦様の弟子の一人で、自分の名前が覚えられないほど頭の良くなかった人で、お釈迦様からほうきを渡されて、一生懸命掃除しなさいと言われたと。
 レレレのおじさんは連載当初はほうきを持ってなかった。何がきっかけで赤塚氏はほうきを持たせたのか?
 周利槃特尊者はある時、ついに仏様の教えが分かった。掃除をしているのは実は自分の心の塵を払っているのだと。掃除によって悟りの境地に至った。レレレのおじさんのモデルなのか?その写真がこれ。

[7] << [9] >>
comments (20)
trackbacks (1)


<< 新年のご挨拶&年末に書きそびれた仙谷さんの話
「アンカー」正念場の菅政権&北海道の山林5分の1は中国資本 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]