「アンカー」菅首相硫黄島訪問の真相と遺骨収容の厳しい現実

2010.12.23 Thursday 04:04
くっくり


村西利恵
「2009年1月に防衛省は、滑走路の下に眠る遺骨収容に伴う費用1億円を計上しました」

青山繁晴
「はい。これは2009年1月ですから、自民党政権時代のことですが、僕はこれ、自民党政権時代のほんとに大きな成果だと思ってるんですよ。あの、僕は自民党にも批判的でね、憲法も変えられなかったし、あの、僕の個人的意見ですけど、あの、保守党と言えんのかって厳しいこと言ってますけど、でも、この、滑走路を引きはがすことをいったん、その、防衛省をはじめとする、その自民党政権の時代に決めたってのは大したことで、それは、今言った、僕が言った、昔の恥を自ら認めると、それは大事なことなんですよ。その謙虚さは大事なことですから、これ素晴らしいことなんですが、実はそのあと、上手くいってないんです。えー、それはこのあとに政権交代しただけじゃない、政権交代しただけじゃなくて、実はこれが問題なんです。出して下さい」

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村西利恵
「自衛隊幹部によると、『遺骨の収容に300億円ぐらいも使うぐらいなら、護衛艦など整備した方がいいのに…』」

青山繁晴
「はい。これ、あの、自衛隊幹部と書きましたが、これはあの、ある自衛隊の現役の将軍です。つまり、過去のことをそんなに一生懸命やる暇があったら、中国も大変なんだし、北朝鮮も大変なんだし、あの、本当は滑走路引きはがそうと思ったら、300億円から400億円ぐらいかかるんじゃないかと。そして10年かかると。だからさっきの、その、アメリカが埋めた所を掘るなら簡単だけど、滑走路引きはがすとなったら、新しい滑走路をまず造って、そこに引っ越しもしなきゃいけない。そんなことするんだったら、今の潜水艦や護衛艦を整備した方がいいじゃないかと、いうのがこの将軍だけじゃなくてですね、その、多くの意見があるわけです。しかしね、皆さん、その、希望を持っていただきたいのは、これがその、これが全部じゃなくて、いや、ちゃんとやるべきだという、その、少数派の防衛省や自衛隊幹部もいらっしゃるんですよ。で、多数派はこうですから、その、いや、硫黄島の滑走路引きはがすべきだって言ったら出世に差し障るのに、一生懸命それをやってる少数の方々もいらっしゃって、その少数派の方々に、今回改めて話を聞いたらこうなんです。はい、出して下さい」

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