「アンカー」菅首相硫黄島訪問の真相と遺骨収容の厳しい現実
2010.12.23 Thursday 04:04
くっくり
青山繁晴
「はい。あの、今回のその菅さんの訪問をですね、関西テレビが撮った映像ってのは、先ほど僕この関テレに来て初めて見て、あの、今もう一度視聴者の方と一緒に見たんですけど、実はその、菅さんが行ってる時からですね、あの、菅さんに同行した政府当局者、これは複数ですけれども、から、あの、国際携帯電話で、あの、詳しい話は聞いてました。で、例えばその中に、菅さん自ら、あの、作業服に着替えて、あの、実際に遺骨を取り上げたんだよと言った人もいたし、それから、その、青山さんがいつも言ってる、その、滑走路の下に閉じ込められた英霊の問題も挨拶で、あの、さっきの慰霊式で触れて、その、滑走路の下の、一粒一粒の砂まで、えー、これ、洗い出すようにやりたいって趣旨のことを、菅総理がちゃんと、我々がお願いしたとおりって彼は言いましたけど、言ってくれましたよと。で、そういうその、電話で聞きながらですね、ほとんど同時進行で、海外にいた僕に、その、一般の国民の方から、本当に多くのメールや、あるいは個人ブログへの書き込みがあって、その中に、例えばその、作業服は確かに着てたけれども、全然汚れてないと。で、あれは誰が見ても、その時に一生懸命作業したんじゃなくて、むしろ見せるために作業服を着て、作業したんだっていうことが分かってしまうと、いうメールが、これあの、1人や2人じゃなくてですね、それも、僕は念のためいろいろ調べたんですが、その、何か組織で来たんじゃなくて、本当に1人1人の個人が、その、疑問に思って、この映像見ながら疑問に思って、その、僕に、あの、問いかけて下さったんですね。で、これをあの、政府当局者にぶつけましたら、まあ厳しい見方だよなあと言いながら、あの、やっぱり国民はちゃんと見てるねってことも思わず…」
山本浩之
「はあ…」
青山繁晴
「…その政府当局者は言ったわけですね。で、但し、これはフェアに、その、政府側の弁明をですね、あの、これは内閣と防衛省と厚労省、それぞれに聞きましたが、あの、その話を総合してみますとね、まああの、14日の火曜日で、閣議がある日だから、閣議終わって、その、飛んでいって、着いたらもう12時だったと。で、3時半には硫黄島を出なきゃいけない。こう言われましたよ。総理は、総理は普通の人じゃなくて忙しいんだから、そりゃしょうがないでしょうと。だからそれぞれ、その、2カ所で遺骨収集に、まあ、あの、携わったそうですが、10分間しかなかったら、それは作業服も汚れない、それはしょうがないと考えて下さいよと言われましたが、もちろん僕は納得しませんでした。例えばね、ヤマヒロさんが総理だったらね、あるいは岡安さんが総理だったら、その閣議日、忙しい日に10分間だけ行くと思いますか?それ、例えば、どんな無理をしてでも、例えばあの、夜明けから日暮れまで、1日でもいいからね、土の中に潜り込んで、それは取ろうとするでしょう。だから、総理は特別の人だからねっていう反論は僕はおかしいと、あの、思いました。で、その上でね、あの、僕はもう一点ね、根本的におかしいと思うことがあるんですよ。それはこれです」
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